Compose Bridge 概要

必要条件: Docker Desktop 4.43.0 およびそれ以降

Compose Bridge は Docker Compose 設定を、Kubernetes マニフェストのようなプラットフォーム固有のデプロイフォーマットへと変換するものです。 デフォルトでは以下を生成します。

  • Kubernetes マニフェスト
  • Kustomize オーバーレイ

この出力は Kubernetes 機能を有効 にした Docker Desktop 上において、すぐにデプロイできるものとなっています。

Compose Bridge は Compose と Kubernetes の違いを埋め合わせるものです。 Compose の簡易さと効率性を保ちつつ、Kubernetes への適用を容易にします。

デフォルトの変換 が利用でき、プロジェクトの要請や要件に従った カスタム変換の生成 が利用できる、柔軟性を備えたツールです。

どのように動くか

Compose Bridge は Compose モデルを別形式に変換する機能を利用しています。

変換処理は Docker イメージとしてパッケージされるものであり、/in/compose.yaml として完全に集約された Compose モデルを入力とします。 そして /out のもとに対象フォーマットファイルを生成します。

Compose Bridge では Kubernetes への変換処理を Go テンプレートを用いて独自に提供しています。 このため独自のテンプレートに置き換えたり追加したりすることによって、カスタマイズし拡張することが容易となっています。

変換処理がどのように動作するのか、あるいはプロジェクト向けにどのようにカスタマイズするのかについては カスタマイズ を参照してください。

Compose Bridge は、Docker Model Runner を通じて LLM を利用するアプリケーションもサポートします。

詳しくは Model Runner の利用 を参照してください。

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