概要
本シリーズについて
本ガイドシリーズでは Docker を使った実践的な体験を進めていきます。 まずは手元のローカルマシンに Docker Desktop をインストールして設定するところから始めます。 ここからはじめてのコンテナー起動を行って、コンテナー技術の基本やその利点について学びます。 続けて Docker イメージのビルドを通じて、効率の良い再利用可能なイメージを生成する意味を理解します。 そしてそのイメージを Docker Hub に公開する手順を進めることで、より多くのコミュニティ間での成果物の共有や、共同開発およびデプロイに向けた Docker の強力なエコシステム活用を体験していきます。
ここから学んでいくこと
- Docker Desktop の設定
- はじめてのコンテナー起動
- はじめてのイメージビルド
- Docker Hub へのイメージ公開
モジュール
コンテナー技術を活用しようとする開発者にとって、Docker Desktop を設定し実行することが重要なはじめの一歩です。 Docker Desktop は Docker コンテナーを管理するためのシームレスでユーザーフレンドリーなインターフェースを提供します。 Docker Desktop によって、コンテナー内におけるアプリケーションのビルド、共有、実行のプロセスは簡略化され、さまざまな環境下での一貫した処理を実現します。
はじめてのコンテナー実行を学び、Docker の強力な機能を実践的に体験します。 コンテナー化された環境内でのバックエンドおよびフロントエンドの双方のコードをリアルタイムに変更します。 そこでシームレスなインテグレーションとテスト手法を学びます。
はじめて行う Docker イメージのビルド、つまりアプリケーションコンテナー化のキーポイントについて学びます。 そしてイメージリポジトリの生成手順について説明し、イメージをビルドした上で Docker Hub へのプッシュを行います。 こうして開発チーム内では簡単にイメージを共有できるようになります。
ここまでに Docker Desktop の設定を行い、コンテナーの開発、イメージをはじめてビルドしてプッシュを行いました。 ここからは次のステップへと進んでいきます。 コンテナーとは何であるのか、それがどのように動作するのかを学んでいきます。