Docker ワークショップの次にすることは

ワークショップを学び終えましたが、コンテナーについての学習はまだまだ続きます。

次に見ていくべき内容をいくつか以下に示します。

コンテナーオーケストレーション

本番環境においてコンテナーを作動させるのは大変なことです。 マシンにログインして docker rundocker compose up を実行するのは、本当はやりたくないことです。 なぜ? コンテナーがダウンしていたら、何が起きていますか? 複数マシンのスケール変更はどうやってしますか? コンテナーオーケストレーションというものがこの問題を解決します。 Kubernetes、Swarm、Nomad、ECS といったツールがこの問題を解決します。 これらの解決方法はさまざまです。

要するに管理者というものは、何らかの状況を期待されたものに保つ役割があります。 その状況とはたとえば「ウェブアプリのためのインスタンスを 2 つ立ち上げ、ポート番号は 80 とする」といったものです。 管理者はクラスター内の全マシンを確認して、ワーカーノードに指示を与えます。 管理者は状態の変化 (たとえばコンテナー停止など) を監視して、あるべき状態となるように作業を行います。

Cloud Native Computing Foundation プロジェクト

CNCF はベンダーに依存しないオープンソースプロジェクト向けの開発ホームです。 Kubernetes、Prometheus、Envoy、Linkerd、NATS などが含まれます。 graduated and incubated projectsCNCF Landscape から確認することができます。 監視、ログ管理、セキュリティ、イメージレジストリなどの問題に対して、解決に役立つプロジェクトは数多く取り上げられています。

ビデオワークショップ

Docker では DockerCon 2022 でのビデオワークショップの閲覧を推奨します。 ビデオ全体をご確認いただくか、以下のリンクをクリックして、特定内容のビデオを開いてみてください。

一からのコンテナー作り

コンテナーを一からビルドする方法をご覧になりたいなら、Aqua Security 社の Liz Rice が優れた説明を行っています。 そこでは Go 言語を使って一からコンテナーを生成しています。 この説明にネットワークに関する話はありませんが、ファイルシステム向けのイメージを使い、応用的なトピックをいくつも説明しています。 さまざまなことがどのように動作しているのかを細かく説明してくれています。