コンテナーを利用した Bun 開発
前提条件
Bun アプリケーションのコンテナー化 を完了していること。
概要
本節ではコンテナー化したアプリケーションに対する開発環境の構築方法を学びます。 ここでは以下を行います。
- Compose の設定を通じて、コード編集および保存とともに、実行中の Compose サービスが自動的に更新されるようにします。
サンプルアプリケーションの入手
本ガイドで利用するサンプルアプリケーションをクローンします。 端末を開いて、作業場所としたいディレクトリに移動します。 そして以下のコマンドを実行してリポジトリをクローンします。
$ git clone https://github.com/Pradumnasaraf/bun-docker.git
サービスの自動更新
Compose Watch を利用すると、自分が作成して実行している Compose サービスを自動的に更新できるようになります。 Compose Watch に関する詳細は Use Compose Watch を参照してください。
IDE またはテキストエディターを使って compose.yml
ファイルを開きます。
そして Compose Watch 命令を追加します。
以下は compose.yml
ファイルに Compose Watch を追加する場所を示しています。
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以下のコマンドを実行することで、Compose Watch を利用したアプリケーションを実行します。
$ docker compose watch
こうしておくことで server.js
を修正したときには、その変更をリアルタイムで確認できます。
イメージをわざわざ再ビルドする必要はありません。
このことを確認するため、お好みのテキストエディターを使って server.js
ファイルを開きます。
そして出力メッセージを {"Status" : "OK"}
から {"Status" : "Updated"}
に変更します。
ファイルを保存し、http://localhost:3000 にアクセスしているブラウザーの表示更新を行います。
変更したメッセージが表示されるはずです。
端末画面から ctrl
+c
を押下してアプリケーションを停止します。
まとめ
本節では Compose Watch を使って、ソースコードの更新後に、イメージの自動的な再ビルドと実行の方法について学びました。
関連情報
次のステップ
次の節では、GitHub アクションを利用した CI/CD パイプラインの設定方法について見ていきます。