InvalidDefaultArgInFrom

出力

Using the global ARGs with default values should produce a valid build.

(訳: グローバルな ARG にデフォルト値を設定していれば、適正なビルドが実現できます)

内容説明

イメージ参照を行うような ARG においては、ビルド引数が与えられなくてもその参照が適正でなければなりません。 イメージビルドは --build-arg がなくても、適正なビルドができなければなりません。

❌ 不可: イメージ参照を妥当なものとするため、ARG が設定されていることを前提にしてはいけません。

ARG TAG
FROM busybox:${TAG}

✅ 可: ARG のデフォルト値が設定されています。

ARG TAG=latest
FROM busybox:${TAG}

✅ 可: ARG が空であってもイメージ名が妥当であれば ARG は空になってもかまいません。

ARG VARIANT
FROM busybox:stable${VARIANT}

✅ 可: ビルド引数が存在しなかった場合のデフォルト値が設定されています。

ARG TAG
FROM alpine:${TAG:-3.14}