LegacyKeyValueFormat
もくじ
出力
"ENV key=value" should be used instead of legacy "ENV key value" format(訳: 旧表記 "ENV key value" ではなく "ENV key=value" を用いるべきです)
内容説明
Dockerfile における環境変数やビルド引数を宣言する場合は、ENV key=value や ARG key=value とするのが正しい書式です。
つまり変数名 (key) と値 (value) は等号 (=) によって区切ります。
これまで Dockerfile では、キーと値の区切り文字として空白もサポートしてきました (たとえば ARG key value)。
この書式は古いものとして廃止予定になっています。
等号を用いた書式のみを用いるようにしてください。
例
❌ 不可: 変数キーと値の間に空白区切りを用いています。
FROM alpine
ARG foo bar✅ 可: キーと値の区切りに等号を用いています。
FROM alpine
ARG foo=bar❌ 不可: 複数行で構成される宣言にて空白区切りが用いられています。
ENV DEPS \
curl \
git \
make✅ 可: 値をクォーテーション内にラップして等号を用いています。
ENV DEPS="\
curl \
git \
make"