docker volume inspect

内容説明1 つまたは複数のボリュームについての詳細情報を表示します。
利用方法docker volume inspect [OPTIONS] VOLUME [VOLUME...]

内容説明

ボリュームに関する情報を返します。 このコマンドが返す結果はデフォルトでは JSON 配列です。 指定されたテンプレートを用いて、返される結果の出力書式を変更することができます。 Go 言語の text/template パッケージに、フォーマットに関する詳細が説明されています。

オプション

オプションデフォルト内容説明
-f, --formatカスタムテンプレートを使って出力をフォーマットします。
'json': JSON 書式により出力します。
'TEMPLATE': 指定された Go テンプレートを使って出力します。
テンプレートを使ったフォーマット出力の詳細は コマンドとログのフォーマット出力 を参照してください。

利用例

$ docker volume create myvolume

myvolume

docker volume inspect コマンドを使ってボリューム設定の内容を確認します。

$ docker volume inspect myvolume

出力は JSON 形式であり、たとえば以下のようになります。

[
  {
    "CreatedAt": "2020-04-19T11:00:21Z",
    "Driver": "local",
    "Labels": {},
    "Mountpoint": "/var/lib/docker/volumes/8140a838303144125b4f54653b47ede0486282c623c3551fbc7f390cdc3e9cf5/_data",
    "Name": "myvolume",
    "Options": {},
    "Scope": "local"
  }
]

フォーマット出力 (--format)

--format フラグの指定により Go 言語のテンプレートを使ったフォーマット出力を行います。 たとえば以下では Mountpoint プロパティを出力します。

$ docker volume inspect --format '{{ .Mountpoint }}' myvolume

/var/lib/docker/volumes/myvolume/_data