ログドライバープラグインの利用
Docker のログドライバープラグインは、Docker のログ機能を拡張しカスタマイズするものです。 これによって 標準のログドライバー 以上のことができるようになります。 ログサービスプロバイダーは、独自のプラグイン実装 を行って、Docker Hub あるいはプライベートリポジトリからプラグインを提供しています。 ここでは Docker におけるログプラグインの利用方法について示します。
ログドライバープラグインのインストール
ログドライバープラグインをインストールするには docker plugin install <org/image>
を実行します。
引数には、プラグイン開発者が提供する情報を指定します。
インストール済のプラグインは docker plugin ls
により一覧表示することができます。
特定のプラグインを確認するには docker inspect
を実行します。
デフォルトログドライバーとしてのプラグイン設定
プラグインをインストールしたら、Docker デーモンがデフォルトで利用するように設定することができます。
これは daemon.json
内に log-driver
キーを記述し、その値としてプラグイン名を指定します。
詳しくは ログ概要 を参照してください。
ログドライバーに追加のオプションがサポートされていている場合は、daemon.json
ファイル内に、log-opts
に対しての配列として設定します。
コンテナーにおけるログドライバープラグイン設定
プラグインをインストールしたら、コンテナーの起動時にそのプラグインを利用するように設定することができます。
これは docker run
の実行時に --log-driver
フラグを指定して行います。
詳しくは ログ概要 を参照してください。
ログドライバーに追加のオプションがサポートされていている場合は、必要な分だけ --log-opt
フラグを指定します。
そしてそのフラグにおいて、キーとしてそのオプション名、バリューとしてその値を指定します。