Docker for Mac リリースノート
読む時間の目安: 20 分
Docker Desktop 利用契約の更新
大規模エンタープライズ向けの Docker Desktop のプロフェッショナル利用 (従業員 250名以上、または年間収益 1,000 万ドル以上) に対しては、有償の Docker サブスクリプションが必要です。 この条件の適用開始日は 2021 年 8 月31 日です。 Docker Deskop の利用に有償サブスクリプションが必要とされるものであっても、 2022 年 1 月 31 日までは猶予期間が設けられています。 詳しくは Docker Desktop ライセンス契約 を参照してください。
このページでは Docker Desktop リリースにおける新機能、更新状況、既知の不具合、バグフィックスといった情報を示します。
Docker Desktop 4.1.0
2021-09-30
Docker Desktop のダウンロード
新機能
- ソフトウェア更新 = Settings(設定)タブに新たなセクションが追加され、Docker Desktop のアップデートを管理できるようになりました。 Software Updates(ソフトウェア更新)セクションでは、新たな更新があれば通知されます。 そして更新のダウンロードを行ったり、最新版に含まれる機能がどのようなものかを参照したりすることができます。 詳しくは ソフトウェア更新 を参照してください。
- Compose V2 = General(一般)において Docker Compose V2 を利用するかどうかが設定できるようになりました。
- ボリューム管理 = Docker Desktop 4.1.0 リリースから、Docker Personal も含め、どのサブスクリプションユーザーであっても、ボリューム管理機能が利用できるようになりました。 詳しくは ボリュームの確認 を参照してください。
アップグレード
- Compose V2
- Buildx 0.6.3
- Kubernetes 1.21.5
- Go 1.17.1
- Alpine 3.14
- Qemu 6.1.0
- debian:bullseye に対するベースディストロ
Docker Desktop 4.0.1
2021-09-13
Docker Desktop のダウンロード
アップグレード
- Compose V2 RC3
- Compose v2 は現在、github.com/docker/compose において提供されています。
compose up --scale
を使ってダウングレードする際のパニックを修正しました。compose run --rm
の利用にあたって、終了コードが競合する問題を修正しました。
バグフィックスとマイナーチェンジ
- Docker ダッシュボードにおいて、コピーペーストができなかった箇所を修正しました。
Docker Desktop 4.0.0
2021-08-31
Docker Desktop のダウンロード
新機能
開発者やビジネス利用に向けた生産性、共同作業、セキュリティ向上のために、製品サブスクリプションの更新と拡張を 発表 しました。
更新された Docker サブスクリプションサービス契約 には、Docker Desktop での契約変更内容が記載されています。
- Docker Desktop は、小規模ビジネス向け(従業員 250 未満、かつ年間収益 1,000 万ドル未満)、個人利用、教育目的、非商用のオープンソースプロジェクトに対しては、 無償提供が継続 されます。
- 大規模なエンタープライズ向けのプロフェッショナル利用に対しては、最低でも月額 5 ドルの有償サブスクリプション(Pro, Team, Business)が必要です。
- この条件の適用開始日は 2021 年 8 月31 日です。 Docker Deskop の利用に有償サブスクリプションが必要とされるものであっても、 2022 年 1 月 31 日までは猶予期間が設けられています。
- Docker Pro と Docker Team のサブスクリプションには、Docker Desktop の 商用利用 が含まれるようになりました。
- 既存の Docker 無償サブスクリプションは Docker Personal として名称変更されました。
-
Docker Engine、これに関するアップストリームの オープンソース、Moby プロジェクトには 一切変更がありません。
この変更内容がユーザーにとってどのように影響するかについては、FAQ を参照してください。 より詳しくは Docker サブスクリプション概要 を参照してください。
アップグレード
- Compose V2 RC2
compose down
において、プロジェクト名の大文字小文字を区別するように修正しました。 docker/compose-cli#2023 を参照のこと。- 標準的でないプロジェクト名に対して修正しました。
- 部分参照によるポートマージを修正しました。
- Kubernetes 1.21.4
バグフィックスとマイナーチェンジ
- git URL からのビルドに対して、 SSH が利用不能であった点を修正しました。 for-mac#5902 を Fix に。
Docker Desktop 3.6.0
2021-08-11
Docker Desktop のダウンロード
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
新機能
- Dev 環境: Dev 環境はローカル Git リポジトリから生成できるようになりました。 詳細は ローカルフォルダーからの Dev 環境の起動 を参照してください。
- ボリューム管理: ボリューム一覧では、名前、生成時刻、ボリュームサイズによってソートできるようになりました。 また Search (検索) 欄を使って、ボリューム検索もできるようになりました。 詳しくは リモートリポジトリとのやりとり を参照してください。
アップグレード
- Compose V2 RC1
- Docker compose コマンドライン補完。
- スケール/レプリカに対する 0 設定。
- logs コマンドの —follow における新規コンテナーの検出。
- Go 1.16.7
- Docker Engine 20.10.8
- containerd v1.4.9
- runc v1.0.1
- Kubernetes 1.21.3
- Linux kernel 5.10.47
バグフィックスとマイナーチェンジ
- Docker Desktop 3.0.0 における性能劣化を修正するため、カーネル設定を更新しました。 この問題は、それまでのバージョンに比べて、コンテナーのポート公開に 10 回以上も多くかけていました。 詳しくは linuxkit/linuxkit#3701 と docker/for-mac#5668 を参照のこと。
- 不意に大量のデータグラムを受信した際に、DNS サーバーが失敗するバグを修正しました。
- ハードウェアアクセラレーションに関する問題を修正しました。 docker/for-mac#5121
- Mac における Skip This Update (本アップデートのスキップ) に関する問題を修正しました。 docker/for-mac#5842
Docker Desktop 3.5.2
2021-07-08
Docker Desktop のダウンロード
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
新機能
Dev 環境プレビュー: Dev 環境はチームメンバーとの間で、シームレスに共同作業を実現できます。 その場合にチームメンバーは、自分のマシンに Git ブランチを取り込むことなく作業が進められます。 Dev 環境を使えば 1 クリックするだけで、作業中の環境をチームメンバーと共有できます。 そしてマージコンフリクトに対処する必要もありません。 Dev 環境に関する詳しい情報、あるいは利用手順については Dev 環境プレビュー を参照してください。
アップグレード
- Compose V2 ベータ 6
compose run
とcompose exec
のコマンドでは、stdout と stderr のストリームを分けるようにしました。 docker/compose-cli#1873 参照。compose run
とcompose exec
において、デタッチキー (detach key) をサポートしました。 docker/compose-cli#1709 を Fix に。compose rm
コマンドにおける--force
と--volumes
フラグを修正しました。 docker/compose-cli#1844 参照。- ネットワーク IPAM 設定を修正しました。 サービスでは固定 IP を定義できるようになりました。 docker/compose-cli#1678 と docker/compose-cli#1816 を Fix に。
- Dev 環境
- VS Code Insiders をサポートしました。 dev-environments#3 参照。
- プロジェクトのクローン時にブランチ指定を可能にしました。 dev-environments#11 参照。
バグフィックスとマイナーチェンジ
- Dev 環境: 特定のシナリオ生成、削除における空画面を修正しました。 dev-environments#4 を Fix に。
- Dev 環境: 環境削除時のエラーハンドリングを修正しました。 dev-environments#8 を Fix に。
- Dev 環境: 環境の生成中あるいは削除中には、Start, Stop, Share の各ボタンを無効にしました。
virtualization.framework
利用時、かつvpnkit
未使用時における接続漏れを修正しました。- iptables アップデート時のトレース誤動作を修正しました。
- 複数のポートフォワードオプション追加時の遅延を修正しました。
Docker Desktop 3.5.1
2021-06-25
Docker Desktop のダウンロード
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
新機能
Dev 環境プレビュー: Dev 環境はチームメンバーとの間で、シームレスに共同作業を実現できます。 その場合にチームメンバーは、自分のマシンに Git ブランチを取り込むことなく作業が進められます。 Dev 環境を使えば 1 クリックするだけで、作業中の環境をチームメンバーと共有できます。 そしてマージコンフリクトに対処する必要もありません。 Dev 環境に関する詳しい情報、あるいは利用手順については Dev 環境プレビュー を参照してください。
Compose V2 ベータ: Docker Desktop に Compose V2 ベータバージョンを含めました。
これは Docker CLI の一部としてdocker compose
コマンドをサポートするものです。
詳しくは Compose V2 ベータ を参照してください。
docker-compose
は、今もサポートされ保守も行われています。
しかし Compose V2 の実装は、仕様の一部としてメンテナンスされている compose-go バインディングに直接基づいています。
Docker CLI の compose コマンドは、docker-compose
コマンドとフラグをほぼサポートしています。
そこでこれらはdocker-compose
コマンドの代わりになるものとされます。
ただしまだ実装できていないフラグがいくつか残っています。
新たな compose コマンドにおいてサポートされているフラグの情報は docker-compose 互換性リスト を参照してください。
Compose V2 の利用にあたって何か問題が発生したら、簡単に Compose V1 に戻すことができます。
その方法は Docker Desktop の Experimental (試験的機能) の設定を変更するか、あるいはコマンドdocker-compose disable-v2
を実行します。
新しいcompose
コマンドへのフィードバックは、GitHub リポジトリ Compose-CLI に issue を新規生成してお知らせください。
バグフィックスとマイナーチェンジ
- アップロードされた診断データを Docker がどのように取り扱うかを詳細に示したポリシーへのリンクを修正しました。 docker/for-mac#5741 を Fix に。
Docker Desktop 3.5.0
2021-06-23
Docker Desktop のダウンロード
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
新機能
Dev 環境プレビュー: Dev 環境はチームメンバーとの間で、シームレスに共同作業を実現できます。 その場合にチームメンバーは、自分のマシンに Git ブランチを取り込むことなく作業が進められます。 Dev 環境を使えば 1 クリックするだけで、作業中の環境をチームメンバーと共有できます。 そしてマージコンフリクトに対処する必要もありません。 Dev 環境に関する詳しい情報、あるいは利用手順については Dev 環境プレビュー を参照してください。
Compose V2 ベータ: Docker Desktop に Compose V2 ベータバージョンを含めました。
これは Docker CLI の一部としてdocker compose
コマンドをサポートするものです。
詳しくは Compose V2 ベータ を参照してください。
docker-compose
は、今もサポートされ保守も行われています。
しかし Compose V2 の実装は、仕様の一部としてメンテナンスされている compose-go バインディングに直接基づいています。
Docker CLI の compose コマンドは、docker-compose
コマンドとフラグをほぼサポートしています。
そこでこれらはdocker-compose
コマンドの代わりになるものとされます。
ただしまだ実装できていないフラグがいくつか残っています。
新たな compose コマンドにおいてサポートされているフラグの情報は docker-compose 互換性リスト を参照してください。
Compose V2 の利用にあたって何か問題が発生したら、簡単に Compose V1 に戻すことができます。
その方法は Docker Desktop の Experimental (試験的機能) の設定を変更するか、あるいはコマンドdocker-compose disable-v2
を実行します。
新しいcompose
コマンドへのフィードバックは、GitHub リポジトリ Compose-CLI に issue を新規生成してお知らせください。
アップグレード
- Compose V2 ベータ
- バインドマウントされたファイルがネストマウントされている場合に、コンテナーが起動できなくなるバグを修正しました。 docker/compose-cli#1795 を Fix に。
- コンテナーリンクと外部リンクへのサポートを追加しました。
docker compose logs --since --until
オプションを追加しました。docker compose config --profiles
では、定義されたプロファイルすべてを表示するようにしました。
- Kubernetes 1.21.1 から Kubernetes 1.21.2 へアップデートしました。
バグフィックスとマイナーチェンジ
- ボリューム管理
- Docker Dashboard を利用して、ボリューム内のファイルやディレクトリを削除できるようになりました。
- Docker Dashboard の Volumes 画面に、ボリュームの最終更新時刻と、ボリューム内容のサイズを表示します。
- Docker Dashboard を利用して、ボリューム内のファイルやディレクトリを保存できるようになりました。
PATH
において/usr/bin
が含まれていないことが原因で、Docker が起動に失敗するバグを修正しました。 docker/for-mac#5770 を Fix に。- ホスト上のディレクトリがコンテナー内にネストされたマウントポイントとなっている場合は、Docker Desktop からファイル修正ができるようになりました。 docker/for-mac#5748 を Fix に。
- Docker Desktop を 3.4.0 にアップグレードした場合に、イメージとコンテナーデータを検出できなくなるという設定移行のバグを修正しました。 docker/for-mac#5754 を Fix に。
- Docker Desktop では、Apple Silicon 上の Docker Dashboard において、ネイティブではないイメージのアーキテクチャーをハイライト表示するようにしました。
- macOS 12 (Monterey) における仮想環境フレームワークの利用を修正しました。
- デフォルトの
docker
CLIcontext
をdesktop-linux
としました。 - Docker メニューのクリック時にのみ Docker Desktop フィードバックのポップアップを表示するようにしました。
Docker Desktop 3.4.0
2021-06-09
Docker Desktop のダウンロード
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
新機能
ボリューム管理: Docker Desktop ユーザーは、Docker Dashboard を利用してボリュームの生成削除ができるようになりました。 また利用されているボリュームを参照することもできます。 詳しくは ボリュームの確認 を参照してください。
Compose V2 ベータ: Docker Desktop に Compose V2 ベータバージョンを含めました。
これは Docker CLI の一部としてdocker compose
コマンドをサポートするものです。
詳しくは Compose V2 ベータ を参照してください。
docker-compose
は、今もサポートされ保守も行われています。
しかし Compose V2 の実装は、仕様の一部としてメンテナンスされている compose-go バインディングに直接基づいています。
Docker CLI の compose コマンドは、docker-compose
コマンドとフラグをほぼサポートしています。
そこでこれらはdocker-compose
コマンドの代わりになるものとされます。
ただしまだ実装できていないフラグがいくつか残っています。
新たな compose コマンドにおいてサポートされているフラグの情報は docker-compose 互換性リスト を参照してください。
Compose V2 の利用にあたって何か問題が発生したら、簡単に Compose V1 に戻すことができます。
その方法は Docker Desktop の Experimental (試験的機能) の設定を変更するか、あるいはコマンドdocker-compose disable-v2
を実行します。
新しいcompose
コマンドへのフィードバックは、GitHub リポジトリ Compose-CLI に issue を新規生成してお知らせください。
Docker Desktop 更新のスキップ: Docker Desktop の新規リリースがプロンプト表示される際に、アップデートをスキップできるようにしました。 詳しくは Docker Desktop のアップデート を参照してください。
廃止決定
- Docker Desktop では Notary をインストールしないようになりました。 イメージ署名には Docker コンテントトラスト を利用できます。
アップグレード
- Docker Engine 20.10.7
- Docker Compose 1.29.2
- Docker Hub Tool v0.4.1
- Compose CLI v1.0.16
- Kubernetes 1.21.1
- containerd v1.4.6
- runc v1.0.0-rc95
- Go 1.16.5
バグフィックスとマイナーチェンジ
- inofity イベントインジェクションが失敗した場合に
docker run
がハングしないようにしました。 docker/for-mac#5590 を Fix に。 - UI 上に標準エラー出力ログが表示されるのを修正しました。 docker/for-mac#5688 を Fix に。
- Docker Desktop において
riscv64
エミュレーションが失敗する原因を修正しました。 docker/for-mac#5699 を Fix に。 - ボリューム削除とビルドキャッシュ削除を行うことにより、コンテナー削除後の容量再利用を自動的に行うようにしました。
- Docker Desktop では Docker engine 向けに空の HTTP プロキシーを設定できるようになりました。 これにより、内部 HTTP プロキシーは完全に無効となります。 docker/for-mac#2467 を参照。
- Docker Compose アプリケーションが
docker-compose.yml
以外の名前で定義されているものは、Docker Desktop から削除されるようになりました。 docker/for-win#11046 を Fix に。 - Docker Desktop では Apple Silicon 上のホスト CPU を公開することになりました。 docker/for-mac#5681 を Fix に。
- エンジン再起動時に特権ポートや特定 IP に割り当てられた公開済ポートを、開いたままにしないようにしました。 docker/for-mac#5649 を Fix に。
vpnkit
をvirtualization.framework
とともに用いることで、Cisco AnyConnect などの VPN クライアントとの接続に関わる問題を修正しました。- アップデートのダイアログ画面に、バージョン番号が含まれていなかったため修正しました。
- Support ダイアログからの診断情報のアップロードが、正しくアップロードされないことがあるため、この問題を修正しました。
- VM の IP が変更された後に、
*.docker.internal
と Kubernetes クラスターの DNS エントリのリセットを修正しました。 docker/for-mac#5707, docker/for-mac#5680, docker/for-mac#5663, docker/for-mac#5653 を Fix に。 - gRPC FUSE の有効時には
com.docker.osxfs
を実行しないようにしました。 docker/for-mac#5725 を Fix に。
既知の問題
- Apple Silicon 上において、
arm64
コンテナー、debian:buster
において古い版のlibssl
を利用するもの、ubuntu:20.04
、centos:8
がいずれも、特定の TLS サーバーに接続した際にセグメンテーションフォールトを起こします。 たとえばcurl https://dl.yarnpkg.com
した場合です。debian:bullseye
、ubuntu:21.04
、fedora:35
における新しいバージョンのlibssl
において、このバグは修正されています。
Docker Desktop 3.3.3
2021-05-06
Docker Desktop のダウンロード
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
アップグレード
バグフィックスとマイナーチェンジ
- Troubleshoot 画面にて診断情報のアップロードに失敗するのを修正しました。
Docker Desktop 3.3.2
2021-05-03
Download Docker Desktop
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
アップグレード
バグフィックスとマイナーチェンジ
- Apple チップにおいて、ネットワーク転送時の最終バイトがときどき欠損してしまうバグを修正しました。
- Engine の
daemon.json
において定義されたmetrics-port
が、アプリケーションの再起動をブロックしてしまうバグを修正しました。 - エフェメラルポートの漏れを修正しました。 docker/for-mac#5611 を Fix に。
- Apple チップ上において
qemu
を利用したより最新の Intel CPU をエミュレートし、イメージの互換性を高めました。 docker/for-mac#5561 を参照のこと。 - デフォルトで buildkit のガーベージコレクションを有効にしました。
- ポート 123 へのバインディングを阻止するバグを修正しました。 docker/for-mac#5589 を Fixに。
- HTTP および HTTPS 透過プロキシーにおいて、上流のプロキシーセットがない場合には無効としました。 docker/for-mac#5572 を Fix に。
- HTTP および HTTPS プロキシーの実装を 3.2.2 のものに戻しました。
- Kubernetes の設定「Deploy Docker Stacks to Kubernetes by default」を削除しました。 コンポーネントはすでに 2.4.0.0 において削除していましたが、設定の削除を忘れていたものです。 docker/for-mac#4966 を Fix に。
Docker Desktop 3.3.1
2021-04-15
Docker Desktop のダウンロード
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
新機能
Docker Desktop は Intel チップに加えて Apple silicon においても利用できるようになりました。 開発者によるローカル開発環境の選択肢が広がったことになります。 また ARM ベースアプリケーション開発に拡張することができます。 詳しくは Docker Desktop for Apple silicon を参照してください。
バグフィックスとマイナーチェンジ
--privileged
が指定されたコンテナー内において、/dev/null
などのデバイスが、適切に0666
(rw-rw-rw-
)となりようにしました。 docker/for-mac#5527 を Fix に。-
Docker Hub に対するバックエンドによる接続ができなかった場合、Docker Desktop が起動に失敗する問題を修正しました。 docker/for-win#10896 を Fix に。
- Apple silicon の Mac = Docker Desktop にてアイドル時の CPU 消費を減少させました。
既知の問題
Apple silicon
- コンテナー内からインターネットに向けての
ping
が期待どおりに動作しません。 ネットワークの確認にあたってはcurl
やwget
を利用してください。 docker/for-mac#5322 を参照のこと。 - TCP ストリームがハーフクロース(half-closed)された際に、たまにデータが欠損する場合があります。
Docker Desktop 3.3.0
2021-04-08
Docker Desktop のダウンロード
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
新機能
Docker Desktop のアップデートに対して、ダウンロードとインストールをいつ行うかを指定できるようになりました。 アップデートが利用可能になると Docker Desktop は、最新バージョンの入手が可能であることを示すアイコンを表示します。 アップデートはお好きなときに開始すれば、バックグラウンドでダウンロードが始まります。 アップデートのダウンロードを終えたら Update and restart(アップデートと再起動)をクリックするだけで、最新アップデートをインストールできます。
本格的な開発目的で Docker Desktop を利用する開発者は、特定のアップデートをスキップしなければならない場合もあります。 こういった状況があるため、有償の Docker サブスクリプションのユーザーは、アップデートのリマインダーが表示された際に特定アップデートの通知をスキップすることができます。
IT 管理環境下での開発者の Docker ID がチームプランに属していれば、Docker Desktop アップデートのインストール権限がない場合に、Docker Desktop アップデートの通知を完全に行わないように Settings メニューから指定できるようになりました。
アップグレード
- Docker Compose 1.29.0
- Compose CLI v1.0.12
- Linux kernel 5.10.25
- Snyk v1.461.0
- Docker Hub Tool v0.3.1
- containerd v1.4.4
- runc v1.0.0-rc93
バグフィックスとマイナーチェンジ
- 明示的にプロジェクト名を指定して起動された Compose アプリケーションに対して、これを参照する際の問題を修正しました。 docker/for-win#10564 を Fix に。
--add-host host.docker.internal:host-gateway
を指定するとhost.docker.internal
が誤った IP アドレスに変換されてしまうバグを修正しました。 docker/for-linux#264 参照のこと。- コンテナー間での HTTP トラフィックが外部 HTTP プロキシーに対して誤って送信されてしまうバグを修正しました。 docker/for-mac#5476 を Fix に。
- VM ディスクの容量変更を行うと、ディスクファイルと同じフォルダー内の別のファイルが削除されてしまうバグを修正しました。 docker/for-mac#5486 を Fix に。
- デルタダウンロードが
Illegal instruction exception
を発生させる問題を修正しました。 docker/for-mac#5459 を Fix に。 - ドメインベースの HTTPS プロキシーにおける暗号化接続に対して
no_proxy
ルールを適用しました。 docker/for-mac#2732 を Fix に。 - リセット操作時の factory defaults ダイアログ画面でのテキスト不備を修正しました。 docker/for-mac#5457 を Fix に。
- ホスト上のランダムポートを使ってコンテナーを実行すると、Docker Desktop ダッシュボードが、その割り当てられたポートでなく間違ってポート 0 としてブラウザー表示してしまう問題を修正しました。
- Docker Desktop ダッシュボードを使って Docker Hub からイメージをプルすると、何も表示されずに処理失敗する問題を修正しました。
- 未使用の DNS 名
docker.for.mac.http.internal
を削除しました。 - Linux VM 起動時にファイルシステムのチェックを実行するようにしました。
- Linux カーネルのクラッシュを検知して、これをユーザーにエスカレートします。
Docker Desktop 3.2.2
2021-03-15
Docker Desktop のダウンロード
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
バグフィックスとマイナーチェンジ
- ポート 53 にバインドされている停止コンテナーに関しての問題を修正しました。 docker/for-mac#5416 を Fix に。
- 32 ビット Intel バイナリが Intel CPU にエミュレートされていた問題を修正しました。 docker/for-win#10594 を Fix に。
- ネットワーク接続が切断された際に、CPU の異常消費および UI フリーズを引き起こす問題を修正しました。 for-win/#10563 を Fix に。
- iTerm2 においてウィンドウが 1 つも開いていないときにターミナルを開いてしまう問題を修正しました。 docker/roadmap#98 を Fix に。
Docker Desktop 3.2.1
2021-03-05
Docker Desktop のダウンロード
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
アップグレード
バグフィックスとマイナーチェンジ
- Docker Desktop バージョン 3.2.0 にアップグレードした後に、Docker Desktop の起動に失敗することがある問題を修正しました。 docker/for-mac#5406 を Fix に。 3.2.0 から 3.2.1 にアップデートしてもまだ問題が解決しない場合は、3.2.0 をアンインストールし手動で 3.2.1 をインストールすることをお勧めします。
Docker Desktop 3.2.0
2021-03-01
Docker Desktop のダウンロード
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
新機能
- Docker Desktop 起動時に、自動的に Docker Dashboard を開くようにしました。
- Docker Dashboard では 1 週間に 1 回、ヒント(tip)を表示するようにしました。
- iTerm2 がインストールされている場合 Docker Desktop はコンテナー内で iTerm2 を開くようにしました。 それ以外の場合はデフォルトの Terminal アプリを起動します。 docker/roadmap#98
- 新しい Apple 仮想フレームワークを利用した試験的サポートを追加しました。 (macOS Big Sur 11.1 またはそれ以降を必要とします。)
- BuildKit は新規インストール時だけでなく、すべてのユーザーにおいてデフォルトのビルダーとなりました。
この設定をオフにするには Preferences > Docker Engine を実行して、Docker デーモン設定ファイルに以下の記述を追加してください。
"features": { "buildkit": false }
アップグレード
- Docker Engine 20.10.3
- Docker Compose 1.28.5
- Compose CLI v1.0.9
- Docker Hub Tool v0.3.0
- QEMU 5.0.1
- Amazon ECR Credential Helper v0.5.0
- Alpine 3.13
- Kubernetes 1.19.7
- Go 1.16
バグフィックスとマイナーチェンジ
- コンテナーの詳細表示画面において、ログをスクロールするとボタンが消失してしまう問題を修正しました。 docker/for-mac#5290 を Fix に。
- IPv6 によるコンテナーネットワークにおいて、複数ポートに向けてのポートフォワーディングが行われる際の問題を修正しました。 docker/for-mac#5247 を Fix に。
docker load
において xz アーカイブが利用できなくなってしまった機能低下を修正しました。 docker/for-mac#5271 を Fix に。- Containers / Apps 画面におけるナビゲーション処理を修正しました。 docker/for-win#10160 を Fix に。
- コンテナー名やイメージ名が長い場合のコンテナーインスタンス画面を修正しました。 docker/for-mac#5290 を Fix に。
- 特定の IP アドレスにポートバインディングする際の問題を修正しました。
メモ: これにより
docker inspect
コマンドが公開ポートを表示するのに時間を要するかもしれません。 docker/for-mac#4541 を Fix に。 - Docker Dashboard からイメージを削除しても Images 画面に表示されたままとなる問題を修正しました。
既知の問題
Docker Desktop をバージョン 3.2.0 にアップデートすると、起動に失敗することがあります。 この問題に遭遇した場合は、アンインストールを行って手動で Docker Desktop 3.2.1 をインストールすることをお勧めします。 docker/for-mac#5406 を参照のこと。
Docker Desktop 3.1.0
2021-01-14
Docker Desktop のダウンロード
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
新機能
- Docker デーモンは(Alpine に代わって)Debian Buster ベースのコンテナー内で動作します。
アップグレード
バグフィックスとマイナーチェンジ
- ユーザーがバッチ処理によって数多くのオブジェクトを生成したり削除したりしても、UI の信頼性に問題がないように修正しました。
- Alpine コンテナーにおける DNS アドレス解決の問題を修正しました。 docker/for-mac#5020 を Fix に。
- Support 画面を再設計して操作性を向上しました。
Docker Desktop 3.0.4
2021-01-06
Docker Desktop のダウンロード
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
アップグレード
バグフィックスとマイナーチェンジ
- キャッシュ無効化を高速にすることで
docker-compose up
のタイムアウトを防止しました。 docker/for-mac#4957 を Fix に。 - キャッシュ無効化の際に、疑似的なファイルシステムイベント DELETE を生成しないようにしました。 docker/for-mac#5124 を Fix に。
既知の問題
- Alpine Linux 3.13 に基づくコンテナー内において DNS アドレス解決に失敗することがあります。 docker/for-mac#5020 を参照のこと。
Docker Desktop 3.0.3
2020-12-21
Docker Desktop のダウンロード
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
バグフィックスとマイナーチェンジ
- ボリュームマウントのオーバーラップが失敗する点を修正しました。 docker/for-mac#5157 を Fix に。 ただし docker/for-mac#4957 や docker/for-mac#5124 に対する修正によって本修正が元に戻ってしまったため、これらは再度問題として残ります。
既知の問題
- Alpine Linux 3.13 に基づくコンテナー内において DNS アドレス解決に失敗することがあります。 docker/for-mac#5020 を参照のこと。
- docker-compose up の処理にあたって複数サービスが起動しているときにタイムアウトが発生する場合があります。 docker/for-mac#4957 と docker/for-mac#5124 を参照のこと。
Docker Desktop 3.0.2
2020-12-18
Docker Desktop のダウンロード
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
バグフィックスとマイナーチェンジ
- キャッシュ無効化を高速にすることで
docker-compose up
のタイムアウトを防止しました。 docker/for-mac#4957 を Fix に。 - キャッシュ無効化の際に、疑似的なファイルシステムイベント DELETE を生成しないようにしました。 docker/for-mac#5124 を Fix に。
~/Library
内のディレクトリ(Docker Desktop データディレクトリは除く)をコンテナーと共有できるようにしました。 docker/for-mac#5115 を Fix に。Home
ディレクトリまたはユーザーのLibrary
ディレクトリを共有するコンテナーを生成した際に、性能に関する警告ポップアップメッセージが表示されるようになります。
既知の問題
- Alpine Linux 3.13 に基づくコンテナー内において DNS アドレス解決に失敗することがあります。 docker/for-mac#5020 を参照のこと。
Docker Desktop 3.0.1
2020-12-11
Docker Desktop のダウンロード
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
バグフィックスとマイナーチェンジ
- 特定のディレクトリをコンテナーに対してマウントできなくなる問題を修正しました。 docker/for-mac#5115 を Fix に。 以下の既知の問題を参照のこと。
既知の問題
- 現時点では、
~/Libary
内のファイルをコンテナーに対してバインドマウントすることができません。 docker/for-mac#5115 を参照のこと。 - git URL から BuildKit を使ってイメージをビルドする際に、
github.com/org/repo
の形を用いているとビルドに失敗します。 この問題を回避するにはgit://github.com/org/repo
の形を用いるようにします。 - Alpine Linux 3.13 に基づくコンテナー内において DNS アドレス解決に失敗することがあります。 docker/for-mac#5020 を参照のこと。
Docker Desktop 3.0.0
2020-12-10
Docker Desktop のダウンロード
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
新機能
- Docker Desktop リリースに対して 3 桁のバージョン番号を用いるようにしました。
- Docker Desktop 3.0.0 から、デルタパッチを用いてアップデートを行うことにより、アップデートをより小さなものにしました。 詳しくは 自動アップデート を参照してください。
-
docker compose
の初めてのバージョン(これまでのdocker-compose
に対応づくもの)。 基本的なコマンドはサポートしていますが、docker-compose
の全機能をまだ実現していません。- 以下のサブコマンドをサポートします。
up
、down
、logs
、build
、pull
、push
、ls
、ps
-
基本的なボリューム、バインドマウント、ネットワーク、環境変数をそれぞれサポートします。
フィードバックは compose-cli GitHub リポジトリに issue を生成してください。
- 以下のサブコマンドをサポートします。
- Docker Hub ツール v0.2.0
アップグレード
バグフィックスとマイナーチェンジ
- Hyperkit の CPU 使用量を軽減するため、カーネル 4.19.121 にダウングレードしました。
osxfs
利用時にファイルサイズやモードを誤ってキャッシングしないようにしました。 docker/for-mac#5045 を Fix に。- コンテナー内でのファイルがホスト上において修正された際に、そのファイルサイズに誤りがあると、ファイル共有に失敗する可能性がある点を修正しました。 これにより docker/for-mac#4999 を部分的に Fix に。- ファイルシステムイベントの処理を低下させる不要なログメッセージを削除しました。
- 試験的な SOCKS プロキシーを再度有効にしました。 docker/for-mac#5048 を Fix に。
-v /var/run/docker.sock:
を指定により、存在しないコンテナーを起動しようとして、予期しない EOF エラーとなる点を修正しました。 docker/for-mac#5025 を参照のこと。- アプリケーションが特定のディレクトリへの書き込み権限を必要とする際に、クラッシュせずにエラーメッセージを表示するようにしました。 docker/for-mac#5068 を参照のこと。
既知の問題
- git URL から BuildKit を使ってイメージをビルドする際に、
github.com/org/repo
の形を用いているとビルドに失敗します。 この問題を回避するにはgit://github.com/org/repo
の形を用いるようにします。 - Alpine Linux 3.13 に基づくコンテナー内において DNS アドレス解決に失敗することがあります。