Docker for Windows 2.x リリースノート

読む時間の目安: 32 分

このページでは、Docker Desktop for Windows 2.x のリリースノートを示しています。

Docker Desktop Community 2.5.0.1

2020-11-10

アップグレード

Docker Desktop Community 2.5.0.0

2020-11-02

Docker Desktop 2.5.0.0 には Kubernetes のアップグレードが含まれます。本バージョンのインストール後は、ローカルの Kubernetes クラスターはリセットされます。

新機能

有償の Docker サブスクリプションを購入しているユーザーは、Docker Desktop 上の Remote repositories タブ上から、ぜい弱性スキャン報告を参照できるようになりました。
Docker Desktop では、有償の Docker サブスクリプションを購入しているユーザー向けのサポートオプションを導入しました。

アップグレード

非推奨

Docker Desktop は Windows 1703 (build 15063) にはインストールできなくなりました。

バグフィックスとマイナーチェンジ

「Run Diagnostics」を「Get support」に名称変更しました。
断続的に WSL 2 バックエンドが起動に失敗する問題を修正しました。
NFS マウントに関する問題を修正しました。docker/for-mac#4958 を Fix に。
Docker Desktop の起動前に実行した WSL 内の bash が、Docker CLI を見つけ出せない問題を修正しました。
HTTP プロキシーの除外リストにlocalhostや127.0.0.1が含まれる場合の問題を修正しました。docker/for-win#8750 を Fix に。
WSL 統合環境での処理が突然停止した際には、ユーザーへの通知が行われて、再起動するかどうかを指定できるようにしました。それまでは再起動ループを繰り返していました。docker/for-win#8968 を Fix に。
高負荷時にコンテナーログが遅延する問題を修正しました。docker/for-win#8216 を Fix に。
診断処理: Kubernetes が破損状態にあるときの処理停止を回避しました。
ユーザー名にスペース文字を含む場合に、インストーラーログファイルのデフォルトディレクトリへのパスを修正しました。 docker/for-win#7941 を Fix にしました。
ネットワークプラグインにおいて、ロードに失敗し Docker デーモンをクラッシュさせる場合があったのを修正しました。docker/for-win#9282
コンテナー内にファイル共有（たとえばdocker run -v ~/.gitconfig）を行っている場合に、Docker Desktop が親ディレクトリを監視しないようにしました。docker/for-mac#4981 を Fix に。

Docker Desktop Community 2.4.0.0

2020-09-30

Docker Desktop 2.4.0.0 には Kubernetes アップグレードが含まれます。ローカルに Kubernetes クラスターがある場合は、このバージョンをインストールした後にリセットされます。

新機能

Docker Compose CLI - 0.1.18, ECS と ACI を通じて Compose とクラウドのボリューム利用が可能になりました。
Docker ダッシュボードに、新たに Images 画面が導入されました。 Images 画面では Docker Hub イメージの参照、そのプル、ディスク上のローカルイメージ管理が可能になります。また不要で未使用のイメージの削除もできます。この新たな Images 画面にアクセスするには Docker メニューから Dashboard > Images を実行します。
Docker Desktop ではデフォルトにリセットした後に、BuildKit をデフォルト有効にしました。それまでの古いdocker buildに切り替えるには、Settings > Docker Engine にアクセスして BuildKit 機能を無効化します。
Amazon ECR Credential Helper

アップグレード

バグフィックスとマイナーチェンジ

かつての Kubernetes コンテキストdocker-for-desktopは削除しました。代わりにコンテキストdocker-desktopを利用してください。 docker/for-win#5089 と docker/for-mac#4089 を Fix にしました。
Windows コンテナーを使って起動するオプションは、インストーラーから削除しました。
Docker を実行している状態でアプリケーションをタスクバーに固定してクリックすると、コンテナー画面が起動されます。
システムトレイ上のクジラアイコン上で左クリックすると、Dashboard コンテナー画面を起動するようにしました。
Docker Desktop ではダークモード、ライトモード用に異なるシステムトレイアイコンを利用することにしました。 docker/for-win#4113 を Fix にしました。
Qemu 4.2.0 を通じて Risc-V エミュレーションのサポートを追加しました。
putty -serial \\.\pipe\dockerDebugShellの実行を通じて低レベルデバッグシェルへのアクセスを追加しました。
コンテナーログをクリップボードにコピーする際に ansi color を除きました。 docker/for-mac#4786 を Fix にしました。
hostsが Docker のdaemon.json内部にて指定されている場合のアプリケーション起動を修正しました。 docker/for-win#6895 を参照してください。
短い名前に対する DNS 解決を修正しました。 docker/for-win#4425 を Fix にしました。
ホスト時刻の同期問題を解決するため、chronydをsntpcdに変更しました。 docker/for-win#4526 を Fix にしました。
“Expose daemon on tcp://localhost:2375 without TLS” が設定されていてlocalhost:2375が他プログラムにて利用中の場合に、起動がブロックされるのを回避しました。 docker/for-win#6929、docker/for-win#6961 を参照してください。
Settings 上において存在しないドライブにフォルダーを追加した際の問題を修正しました。これを行うと空の項目が生成されていました。 docker/for-win#6797 を参照してください。
共有ボリューム上のファイル I/O の最中に「Function not implemented」により失敗することを回避しました。 docker/for-win#5955 を Fix にしました。
docker run -v /var/run/docker.sockが Windows パスを適切に再書き込みするようにしました。 docker/for-win#6628 を参照してください。
Docker Desktop が誤った Docker CLI 設定ファイルを読み込んだときに発生するクラッシュを修正しました。 docker/for-win#6657 を Fix にしました。
プロキシー設定においてlocalhostと127.0.0.1を用いた場合に、ホスト上のプロキシーに正しくリダイレクトされるようにしました。 docker/for-win#5715 と docker/for-win#6260 を Fix にしました。
インターネット接続がない状態でログインに失敗する際のクラッシュを修正しました。
共有ボリュームのパスでの文字列「..」の取り扱いに関するバグを修正しました。 docker/for-win#5375 を Fix にしました。
トースト通知（toast notification）における更新エラーのチェックを報告するようにしました。 docker/for-win#6364 を Fix にしました。
Docker Desktop のアップグレード時に、PowerShell ベースの VM 管理を行っていたユーザーが、何も表示されずにインストールに失敗して、アップグレードされることなくアンインストールされてしまうバグを修正しました。
ユーザー名にスペース文字を含む場合に、インストーラーログファイルのデフォルトディレクトリへのパスを修正しました。 docker/for-win#7941 を Fix にしました。
Docker Desktop では、コンテナー起動時に常にファイルシステムキャッシュを同期して書き出すようにしました。 docker/for-mac#4943 を参照してください。
Compose-on-Kubernetes is no longer included in the Docker Desktop installer. You can download it separately from the compose-on-kubernetes release page.

WSL 2 の変更

Docker コンテキストを Windows と WSL ディストリビューション間で同期するようにしました。
バックエンドが断続的に起動に失敗する問題を修正しました。
glibc が互換性のないものである場合に発生するプロキシーのクラッシュを修正しました。 docker/for-win#8183 を参照してください。
/mnt/wslをマウントしているコンテナーを削除すると WSL 統合環境が壊れてしまう問題を修正しました。 docker/for-win#7836 を参照してください。
Windows CLI を使って、ディストリビューションからのファイルマウントのサポートを追加しました。（たとえばdocker run -v \\wsl$\Ubuntu\home\simon\web:/web ...）
相対パスを使った共有ボリュームを利用とした場合のエラーメッセージを修正しました。 docker/for-win#6894 を Fix にしました。
Windows を WSL 2 利用バージョンにアップデートした際の問題を修正しました。その際には設定ファイルが古い Hyper-V VM によってロックされていました。
WSL 2 の内外における Docker Compose バージョンの不一致を修正しました。 docker/for-win#6461 を Fix にしました。
docker-desktop の WSL ディストリビューションが停止したことを検出するようにし、よりわかりやすいエラーメッセージを表示するようにしました。
公開ポートの競合状態を修正しました。
ダイアログが他の画面をブロックしないようにしました。

既知の問題

名前つきボリュームと gRPC FUSE を利用してdocker-composeを実行した際に問題が発生します。 2 度め以降のdocker-compose upの呼び出しが失敗します。ボリュームパスのプリフィックスに/host_mntがあるためです。
Kubernetes を有効にしていると、Setting UI において Kubernetes のステータス更新に失敗する場合があるという問題があります。この問題を回避するには、画面をいったん閉じてから再度開いてください。
ごくまれに発生する問題として、ユーザー切り替えを行うと、イメージ画面において以前のユーザーのリポジトリが表示される場合があります。この問題を回避するには、画面をいったん閉じてから再度開いてください。

Docker Desktop Community 2.3.0.5

2020-09-15

新機能

Docker CLI の新しいクラウド統合環境によって、Amazon ECS や Microsoft ACI を用いたコンテナー実行が簡単になりました。詳しくは ECS での Docker コンテナーのデプロイや Azure での Docker コンテナーのデプロイを参照してください。

アップグレード

バグフィックスとマイナーチェンジ

WSL2: 非互換の glibc を利用している際のクラッシュを修正しました。 docker/for-win#8183 を参照してください。

既知の問題

システムコールclock_gettime64は、i386 イメージにおいてENOSYSではなくEPERMを返します。この問題を回避するには、--privilegedフラグを指定してseccompを無効にしてください。 docker/for-win#8326 を参照してください。

Docker Desktop Community 2.3.0.4

2020-07-27

アップグレード

バグフィックスとマイナーチェンジ

Docker Desktop において共有ディレクトリを生成する際、C:\Users\foo や C:/Users/foo といったパスだけでなく、////c/Users/foo のようなパスに対しても、ユーザープロンプトを表示するようにする。
インストール時のエラー、あるいはユーザーがインストールをキャンセルした場合、インストーラーがゼロではないエラーコードを返すようにする。
インストール時のログファイルを出力するデフォルトディレクトリにおいて、ユーザー名が空白文字を含む場合の不備を修正。 docker/for-win#6552 を Fix に。
Dashboard: Fixed opening a CLI for Windows containers. See docker/for-win#7079
Dashboard: Fixed containers logs which were sometimes truncated. Fixes docker/for-win#5954
WSL 2: Fixed an issue where changing the user’s default shell blocked WSL integration. Fixes docker/for-win#7653
WSL 2: Fixed an issue to recover WSL distributions stuck in the “Installing” state.

Docker Desktop Community 2.3.0.3

2020-05-27

アップグレード

Linux カーネル 4.19.76

バグフィックスとマイナーチェンジ

Hyper-V 無効の状態で、ファクトリ設定をデフォルトにリセットする際に発生するクラッシュを修正。 docker/for-win#6738 を Fix に。
WSL 2 上にて起動しているアプリに対して、VS Code からアプリを開く際の問題を修正。 docker/for-win#6472 を Fix に。
WSL 2 における Swarm マウントを修正。 docker/for-win#6507 を Fix に。
Microsoft の mssql イメージを用いた際のバグを修正。 docker/for-win#6646 を Fix に。
fallocate を共有ファイルシステムに対して実装。 docker/for-win#6658 参照。
インストールされている Docker Desktop が古い場合、あるいは部分的にインストールが残っている場合に、インストーラーがクラッシュするのを修正。 docker/for-win#6536 を Fix に。
システムトレイメニューを開いている際に動作が遅くなるのを修正。 docker/for-win#1011 を Fix に。
コンテナーがマウントしているフォルダーに、ホストのドライブ文字を含めていた場合に、参照できなくなる不具合を修正。 docker/for-win#6628 を Fix に。
フォルダー共有において、先頭にスラッシュを 2 つ記述した場合の不具合を修正。 docker/for-win#6668 を Fix に。
埋め込み Linux カーネルに対するデバイスマッパーを再追加。 docker/for-mac#4549 を Fix に。
バインドマウントにおける :z 属性が機能しない不具合を修正。 docker/for-win#6634 を Fix に。

Docker Desktop Community 2.3.0.2

2020-05-11

新機能

Windows 10 Home users can now use Docker Desktop through WSL 2. This requires Windows 10, version 2004 or higher. For more information, see Install Docker Desktop on Windows.
Docker Desktop introduces a new onboarding tutorial upon first startup. The Quick Start tutorial guides users to get started with Docker in a few easy steps. It includes a simple exercise to build an example Docker image, run it as a container, push and save the image to Docker Hub.
Docker Desktop now allows sharing individual folders, rather than whole drives, giving more control to users over what is being shared.

アップグレード

バグフィックスとマイナーチェンジ

WSL 2

Docker Desktop only exposes host ports in Linux if the Windows port is available.
Docker Desktop now allows users to refresh the list of distros.
Docker Desktop defaults to WSL 2 on install on compatible OS versions.
Docker Desktop detects missing Linux kernel and adds a pointer to the Microsoft documentation to download the kernel.
Detect when the WSL 2 backend stops and allow the user to restart it.
Added support for chmod/chown on WSL 2 bind mounts. Fixes docker/for-win#6284.
Added a check that virtualization is enabled in the BIOS.

Filesharing

Fixed a bug where renaming parent directories of shared folders led to spurious File not found errors. Fixes docker/for-win#6200.
Fixed bug where a letter and two digit root folder name causes docker-compose to fail creating directories inside the volume. Fixes docker/for-win#6248.
Fixed a bug which prevented containers from seeing file updates on shared volumes, when under load and a container restarts. Fixes docker/for-win#5530.
Fixed a bug where host paths are incorrectly translated into VM paths. Fixes docker/for-win#6209.
Fixed bug receiving file events on long paths (> 260 characters). Fixes docker/for-win#6337.
Docker Desktop represents valid directory junctions as directories (rather than symlinks) and handles cache invalidation and event injection properly. Fixes docker/for-win#5582.

Other fixes

Reduced the size of the Docker Desktop installer from 960 MB to 409 MB.
Added an option to delete data from the Troubleshoot screen.
Fixed a bug where containers disappeared from the UI when Kubernetes context is invalid. Fixed docker/for-win#6037.
Fixed Windows event logs filtering when copying them to the Docker Desktop log files. Fixed docker/for-win#6258.
Fixed a handle leak in vpnkit-bridge. Fixed docker/for-win#5841
Fixed bug when removing Docker Desktop virtual switch.
Added a link to the Edge channel from the UI.
Made the embedded terminal resizable.
Fixed a bug which only respected the expose on TCP Docker engine API setting on application restart. Setting will now take effect when the Apply button is clicked.
Fixed a bug where diagnostic upload would fail if the username contained spaces.
Docker Desktop now reads the Hyper-V VM disk max size on startup and uses it as the value to display in the Settings.
Fixed a bug where the Docker Desktop UI could be started without the engine. Fixes docker/for-win#5376.
Docker Desktop now uses the least possible privilege for querying the Server service. Fixes docker/for-win#5150.
Fixed an issue where a container port could not be exposed on a specific host IP. See docker/for-win#5546.
Removed port probing from dashboard, just unconditionally showing links to ports that should be available. Fixes docker/for-win#5903.
Ceph support has been removed from Docker Desktop to save disk space.
Fixed an issue that caused the Windows log file archive to grow indefinitely. Fixes docker/for-win#5113.
Added a prerequisite check in the installer for the LanmanServer service. Fixes docker/for-win#5150

既知の問題

Some CLI commands fail if you are running Docker Desktop in the experimental Linux Containers on Windows (LCOW) mode. As alternatives, we recommend running either traditional Linux containers, or the WSL 2 backend.

WSL 2

Swarm service bind mounts are not always restored correctly.
Bind mounts of files living outside of the root mount point (files within /mnt/c, /tmp, /run...) don’t work correctly when multiple containers mount them.

Docker Desktop Community 2.2.0.5

2020-04-02

バグフィックスとマイナーチェンジ

Docker Desktop generates fsnotify.WRITE events in Linux containers when files are changed on the host. Fixes docker/for-win#5530.
Fixed a race condition in readlink on shared volumes using “mfsymlinks”. Fixes docker/for-win#5793.
Made the VM time sync more reliable. See docker/for-win#4526.
Fixed bug where files did not change in shared volumes when using volumes_from in docker-compose.yml. See docker/for-win#5530.
Fixed a bug where opening a read-only file would fail with an Operation not permitted error. Fixes docker/for-win#6016 and docker/for-win#6017.

Docker Desktop Community 2.2.0.4

2020-03-13

アップグレード

Docker 19.03.8

バグフィックスとマイナーチェンジ

Security: Diagnostics were collected with Administrator privileges, which led to a possible privilege escalation on systems where the Docker Desktop user was not an administrator.
Docker Desktop now displays hidden files in shared volumes. Fixes docker/for-win#5808.
Docker Desktop now generates the inotify MODIFY events on shared file systems for Windows file sharing. Fixes docker/for-win#5530.
Attempts to create files in a shared volume with an identical filename but a different case (uppercase/lowercase) on Windows filesystem will now fail with the error EEXIST. Fixes docker/for-win#5894.
Fixed cache invalidation and event injection in shared volumes with host paths longer than 260 characters.
Docker Desktop now allows users to rename open files in shared volumes. Fixes docker/for-win#5565.
Fixed an issue which caused Docker Desktop Dashboard to attempt connecting to all exposed ports inside a container. Fixes docker/for-win#5903.
Kubernetes: Persistent volumes created by claims are now stored in the virtual machine. Fixes docker/for-win#5665.
Fixed an issue which caused Docker Desktop to hang when users tried to reset to factory defaults.
Fixed a file sharing issue that caused Docker Desktop to lock random files. Fixes docker/for-win#5624 and docker/for-win#5575.

既知の問題

Some CLI commands fail if you are running Docker Desktop in the experimental Linux Containers on Windows (LCOW) mode. As alternatives, we recommend running either traditional Linux containers, or the experimental WSL backend.
It is not possible to resize the disk image using the Docker Desktop Settings UI. If you would like to update the size of the disk image (for example, to 128 GB), run the following command in PowerShell:
```
Resize-VHD -Path 'C:\ProgramData\DockerDesktop\vm-data\DockerDesktop.vhdx' -SizeBytes 128gb
```

Docker Desktop Community 2.2.0.3

2020-02-11

アップグレード

バグフィックスとマイナーチェンジ

Fixed an issue that prevented users from creating files with special characters in the filenames within a shared volume. Fixes docker/for-win#5520.
Fixed handling of shared volumes with relative paths in docker-compose.yml. Fixes docker/for-win#5516.
Fixed handling of shared volumes where the path case (uppercase / lowercase) did not exactly match the host. Fixes docker/for-win#5516.
Fixed an issue where changing a file in the Windows file system did not update the file within the container. Fixes docker/for-win#5530 and docker/for-win#5550.
Fixed an issue that prevented users from sharing drives and sometimes incorrectly prompted users to enter file system credentials. Fixes docker/for-win#5567.
Fixed an issue which prevented users from mounting nested volumes. Fixes docker/for-win#5540.
Fixed a file synchronization issue on bind mounts. Fixes docker/for-win#5533.
Fixed an issue where timestamps were reset to zero on files within shared volumes. Fixes docker/for-win#5528 and docker/for-win#5543.
Fixed a bug which caused Docker Desktop to fail when sharing file paths longer than 260 characters. Fixes docker/for-win#5572.
Fixed an issue where some users were unable to start a container if there is a symlink in a shared volume. Fixes docker/for-win#5582.
Fixed a bug where users were unable to modify the Manual proxy configuration settings through the Docker Desktop UI. Fixes docker/for-win#5606 and docker/for-win#5548.
Fixed an issue where the Docker Desktop UI failed to start if the no_proxy environment variable has an entry that starts with a dot (.). Fixes docker/for-win/5551.
Fixed a bug that did not allow users to access the Docker Desktop UI on machines with a policy preventing access to the Windows registry. Fixes docker/for-win#5536.
Fixed an issue where disabling the WSL2 integration and re-enabling it later resulted in broken symlinks. Fixes docker/for-win#5613.
Fixed a race condition when starting the WSL engine which caused Docker Desktop to incorrectly report that the containers have exited. Fixes docker/for-win#5607.
Fixed an issue where editing code inside a container resulted in an error. Fixes docker/for-win#5528.
Fixed a bug where running the command DockerCli.exe -SharedDrives failed to display a list of drives that are shared. Fixes docker/for-win#5625.
Starting with Docker Desktop 2.2.0.3, you must access all shared files using their original case. For example, if you have created a file called test, you must open it as test. Attempts to open the file as Test will fail with the error No such file or directory. For more information, see Tips on shared drives, permissions, and volume mounts in File sharing.

既知の問題

DockerNAT has been removed from Docker Desktop 2.2.0.0 as using an IP address to communicate from the host to a container is not a supported feature. To communicate from a container to the host, you must use the special DNS name host.docker.internal. We also recommend using ports to communicate from the host to a container. For more information, see Networking.

However, if your current setup relies on IP addresses for communication, you can use a temporary workaround to reinstate DockerNAT. To do this, open C:\Program Files\Docker\Docker\resources\MobyLinux.ps1 and add $SwitchName = "DockerNAT" between line 175 and 176. Note that the temporary workaround to reinstate DockerNAT may be removed from future releases.
Directory junctions in shared volumes pointing outside the shared volume do not work.
It is currently not possible to rename open files within shared volumes.
In some cases, Docker containers do not synchronize time with the host when the host machine is put to sleep.
It is not possible to use localhost in the proxy settings. You can instead use host.docker.internal to work around this issue.

Docker Desktop Community 2.2.0.0

2020-01-21

Docker Desktop 2.2.0.0 contains a Kubernetes upgrade. Your local Kubernetes cluster will be reset after installing this version.

アップグレード

新機能

Docker Desktop Dashboard: The new Docker Desktop Dashboard provides a user-friendly interface which enables you to interact with containers and applications, and manage the lifecycle of your applications directly from the UI. In addition, it allows you to access the logs, view container details, and monitor resource utilization to explore the container behavior. For detailed information about the new Dashboard UI, see Docker Desktop Dashboard.
WSL 2 backend: The experimental Docker Desktop WSL 2 backend architecture introduces support for Kubernetes, provides an updated Docker daemon, offers VPN-friendly networking, and additional features. For more information, see Docker Desktop WSL 2 backend.
New file sharing implementation: Docker Desktop introduces a new file sharing implementation that replaces Samba, CIFS, and Hyper-V networking. The new implementation offers improved I/O performance. Additionally, when using the new file system:
- Users don’t have to expose the Samba port, and therefore do not experience issues related to IT firewall or drive-sharing policy.
- There is no need to provide user credentials to Docker Desktop. File access rights are automatically enforced when accessing mounted folders through containers.
  
  For more information, see the blog post New file sharing implementation in Docker Desktop Windows.
Added the WSL Integration option in Settings > Resources to select WSL 2 distributions. This option will be visible only after enabling WSL 2 on your machine.
Introduced a new user interface for the Docker Desktop Settings menu.
The Restart, Reset, and Uninstall options are now available on the Troubleshoot menu.
Added the ability to start and stop existing Compose-based applications and view combined logs in the Docker Desktop Dashboard UI.

バグフィックスとマイナーチェンジ

Enabled Windows features such as Hyper-V and Containers during installation, thereby reducing the need for another restart after installation.
Added support for Expect: 100-continue headers in the Docker API proxy. Some HTTP clients such as curl send this header when the payload is large, for example, when creating containers. Fixes moby/moby#39693.
Added a loading overlay to the Settings and Troubleshoot windows to prevent editing conflicts.
Deactivated the Reset Kubernetes button when Kubernetes is not activated.
Improved the navigation in Settings and Troubleshoot UI.
Docker Machine is no longer included in the Docker Desktop installer. You can download it separately from the Docker Machine releases page.
Docker Desktop now automatically restarts after an update.
Fixed an issue where Docker Desktop auto-start was not being disabled properly on some machines.
Fixed a container start error when a container has more than one port with an arbitrary or not-yet-configured external port number. For example, docker run -p 80 -p 443 nginx). Fixes docker/for-win#4935 and docker/compose#6998.
Fixed an issue which caused Docker Desktop to crash when resetting to factory defaults while running Windows containers.
Fixed multiple issues related to Fast Startup.
Docker Desktop now supports inotify events on shared filesystems.
Docker Desktop startup is now more reliable and does not clash with host firewall software.
Fixed a rare issue that caused to Docker Desktop to crash with the error Unable to stop Hyper-V VM: Cannot validate argument on parameter 'SwitchName'. The argument is null or empty.
Fixed a bug that caused a rare crash when uninstalling Docker Desktop.
Fixed an issue that caused Docker Desktop to fail on startup when there is an incomplete Kubernetes config file.
Fixed various stability issues.

既知の問題

When you start a Docker Compose application and then start a Docker App which has the same name as the Compose application, Docker Desktop displays only one application on the Dashboard. However, when you expand the application, containers that belong to both applications are displayed on the Dashboard.
When you deploy a Docker App with multiple containers on Kubernetes, Docker Desktop displays each Pod as an application on the Dashboard.
WSL 2 requires Windows 10 Insider Preview build 19018 or greater.
The Dashboard stops updating when you switch the container mode between Linux and Windows. To work around this issue, close and reopen the Dashboard.
The new gRPC FUSE file sharing implementation does not support connecting to new drives (for example, USB drives) added after Docker Desktop starts. If you would like to share the new drive in Docker Desktop, you must quit Docker Desktop and then start the application to refresh the list of drives in Settings.
Sharing files from virtual drives created by ImDisk Toolkit does not work.

Docker Desktop Community 2.1.0.5

2019-11-18

Docker Desktop 2.1.0.5 contains a Kubernetes upgrade. Note that your local Kubernetes cluster will be reset after installing this version.

アップグレード

Docker Desktop Community 2.1.0.4

2019-10-21

Docker Desktop 2.1.0.4 contains a Kubernetes upgrade. Note that your local Kubernetes cluster will be reset after installing this version.

アップグレード

新機能

Docker Desktop now enables you to sign into Docker Hub using two-factor authentication. For more information, see Two-factor authentication.

Docker Desktop Community 2.1.0.3

2019-09-16

アップグレード

Kitematic 0.17.8

Docker Desktop Community 2.1.0.2

2019-09-04

Docker Desktop 2.1.0.2 contains a Kubernetes upgrade. Your local Kubernetes cluster will be reset after installing this version.

アップグレード

Docker Desktop Community 2.1.0.1

2019-08-08

Note that you must sign in and create a Docker ID in order to download Docker Desktop.

アップグレード

新機能

Selecting the ‘Experimental features’ checkbox in the Daemon, Settings menu turns on experimental features for Docker daemon and Docker CLI.
Docker Desktop now checks for stored credentials at startup before attempting to mount any shared drives. This prompts users to reenter the credentials if they are invalid.

Experimental

Docker Desktop Community 2.1.0.0 contains the following experimental features:

Docker App: Docker App is a CLI plugin that helps configure, share, and install applications. For more information, see Working with Docker App.
Docker Buildx: Docker Buildx is a CLI plugin for extended build capabilities with BuildKit. For more information, see Working with Docker Buildx.

バグフィックスとマイナーチェンジ

Fixed PowerShell script signing issue that caused AuthorizationManager check failed errors on machines with strict group policies on PowerShell script signing. docker/for-win#4376
Fixed an issue where users were unable to start Docker Desktop after upgrading to version 2.1.0.0. docker/for-win#4390
Fixed an issue where attempts to upgrade Docker Desktop to version 2.1.0.0 sometimes failed with the error value cannot be null. docker/for-win#4343
Fixed an issue that caused the installer to hang when upgrading Docker Desktop to version 2.1.0.0. docker/for-win#4387
Improved the error messages displayed during VM lifecycle operations. docker/for-win#4348
Docker Desktop now supports a configurable user timeout for VMs on slower machines. docker/for-win#4393
Restricted the cluster-admin role on local Kubernetes cluster to kube-system namespace.
Reduced the VM startup time. swap is not created every time a virtual machine boots.
Fixed a bug which caused Windows to crash when a user cancels switching the version using Windows User Account Control (UAC) settings.
Fixed an issue where Docker Desktop restarts when a user logs out of Windows and logs back in, which results in retaining the exported ports on containers.
Fixed Kubernetes installation with VPNkit subnet.
Fixed a bug where the process output was not redirected to stdout when gathering diagnostics on Windows, which sometimes resulted in a crash.
Fixed race condition where Kubernetes sometimes fails to start after the app is restarted.
The system tray icon now opens the Docker Desktop menu with left and right mouse button.
When displaying the crash report window, Docker Desktop does not send a bugsnag crash report unless the user needs the report to upload diagnostics.
Docker Desktop has removed the ability to log in using email address as a username as the Docker command line does not support this.
For Linux containers on Windows (LCOW), the host must run Windows 10 Professional or Windows 10 Enterprise version 1809 or later.
The Send usage statistics checkbox is selected by default in Docker Desktop for Windows Community. This option cannot be modified.
Docker Desktop has added a new dialog box during startup which allows users to retry mounting a shared drive or remove it from the shared drives list after a failed attempt.
Fixed the Kubernetes Delete operation of persistent volume claims on Windows.
Docker Desktop now truncates UDP DNS responses which are over 512 bytes in size.
Fixed a bug where Docker was not added to PATH after installation in some cases.
Fixed port 8080 that was used on localhost when starting Kubernetes.
Renamed the product from Docker for Windows to Docker Desktop.
Fixed the Create issue link in the Diagnostics window.
Fixed a bug related to service log collection in diagnostics.
Docker Desktop now gathers /etc/hosts to help with diagnostics.
Added the missing daemon options in Docker Engine 18.09.
When two services have a common exposed port, Docker Desktop exposes the available ports for the second service.
Fixed the UI lock when changing the Kubernetes state.

Docker Community Edition 2.0.0.3 2019-02-15

Upgrades
- Docker 18.09.2, fixes CVE-2019-5736
Bug fix
- Fix crash in system tray menu when the Hub login fails or Air gap mode

Docker Community Edition 2.0.0.2 2019-01-16

Upgrades
- Docker 18.09.1
- Docker Machine 0.16.1
- Kubernetes 1.10.11, fixes CVE-2018-1002105
- Kitematic 0.17.6
- Golang 1.10.6, fixes CVEs: CVE-2018-16875, CVE-2018-16873 and CVE-2018-16874
- Windows 14393 is marked as deprecated ; it will not be supported anymore in the next major stable release (2.1.0.0 and further)
Bug fixes and minor changes
- Rename Docker for Windows to Docker Desktop
- Add 18.09 missing daemon options

Docker Community Edition 2.0.0.0-win81 2018-12-07

Upgrades
- Docker compose 1.23.2
Bug fixes and minor changes
- Compose: Fixed a bug where build context URLs would fail to build on Windows. Fixes docker/for-win#2918

Docker Community Edition 2.0.0.0-win78 2018-11-19

Upgrades
- Docker 18.09.0
- Docker compose 1.23.1
- Docker Machine 0.16.0
- Kitematic 0.17.5
- Linux Kernel 4.9.125
New
- New version scheme
Deprecation
- Removed support of AUFS
Bug fixes and minor changes
- Windows Containers: Fix group daemon option settings. Fixes docker/for-win#2647
- Windows Containers: Better host.docker.internal resolution, don’t rewrite it if not modified. From docker/for-win#1976
- Do not try to update samba share mounts when using Windows Containers
- Improved dns update too verbose in logs
- VPNKit: Improved scalability of port forwarding.
- VPNKit: Limit the size of the UDP NAT table. This ensures port forwarding and regular TCP traffic continue even when running very chatty UDP protocols.
- LCOW does not need --platform flag on multi-arch images any more
- Disk size can now be ajusted from 32GiB to drive space.
- Fix dns update too verbose in logs
- Fix panic in diagnose

Docker Desktop for Windows 2.x, release notes