Compose ファイル
リファレンスとガイドライン
これらのトピックにおいては Docker Compose フォーマットに基づく Docker Compose の実装を示します。 Docker Compose 1.27.0 以降 では、Compose 仕様 に定義されたフォーマットを実装しています。 それ以前の Docker Compose バージョンは Compose ファイルフォーマット 2、2.x、3.x をサポートします。 Compose 仕様はファイルフォーマット 2.x と 3.x を統合したものであり、両フォーマットにおけるプロパティをまとめています。
Compose と Docker の互換性マトリックス
Compose ファイルフォーマットは 1、2、2.x、3.x と複数バージョンがあります。 以下に示す表においてこれをわかりやすく示します。 各バージョンに含まれる内容やアップグレード方法についての詳細は バージョンとアップグレード を参照してください。
以下の一覧表は、Compose ファイルのどのバージョンが Docker リリースをサポートしているかを示すものです。
Compose ファイルフォーマット | Docker Engine リリース |
---|---|
Compose 仕様 | 19.03.0 以上 |
3.8 | 19.03.0 以上 |
3.7 | 18.06.0 以上 |
3.6 | 18.02.0 以上 |
3.5 | 17.12.0 以上 |
3.4 | 17.09.0 以上 |
3.3 | 17.06.0 以上 |
3.2 | 17.04.0 以上 |
3.1 | 1.13.1 以上 |
3.0 | 1.13.0 以上 |
2.4 | 17.12.0 以上 |
2.3 | 17.06.0 以上 |
2.2 | 1.13.0 以上 |
2.1 | 1.12.0 以上 |
2.0 | 1.10.0 以上 |
1.0 | 1.9.1. 以上 |
この表に示している Compose のファイルフォーマットバージョンに加えて、Compose そのもののリリーススケジュールがあります。 詳しくは Compose リリースに示されています。 しかしファイルフォーマットのバージョンは、個々のリリースに合わせてバージョンアップする必要がありません。 たとえば Compose ファイルフォーマット 3.0 が初めて導入されたのは Compose リリース 1.10.0 ですが、その後のリリースの中で、徐々にバージョンアップを行ってきています。
最新の Compose ファイルフォーマットは Compose 仕様 において定義されていて、Docker Compose 1.27.0 以上 において実装されています。
Compose ドキュメント
- ユーザーガイド
- Compose のインストール
- Compose ファイルのバージョンとアップグレード
- Compose を使ったサンプルアプリ
- Compose を使った GPU アクセス
- コマンドラインリファレンス