Docker Desktop for Windows リリースノート
読む時間の目安: 17 分
Docker Desktop 利用契約の更新
大規模エンタープライズ向けの Docker Desktop のプロフェッショナル利用 (従業員 250名以上、または年間収益 1,000 万ドル以上) に対しては、有償の Docker サブスクリプションが必要です。 この条件の適用開始日は 2021 年 8 月31 日です。 Docker Deskop の利用に有償サブスクリプションが必要とされるものであっても、 2022 年 1 月 31 日までは猶予期間が設けられています。 詳しくは Docker Desktop ライセンス契約 を参照してください。
このページでは Docker Desktop リリースにおける新機能、更新状況、既知の不具合、バグフィックスといった情報を示します。
Docker Desktop 4.1.0
2021-09-30
Docker Desktop のダウンロード
新機能
ソフトウェア更新 = Settings(設定)タブに新たなセクションが追加され、Docker Desktop のアップデートを管理できるようになりました。 Software Updates(ソフトウェア更新)セクションでは、新たな更新があれば通知されます。 そして更新のダウンロードを行ったり、最新版に含まれる機能がどのようなものかを参照したりすることができます。 詳しくは ソフトウェア更新 を参照してください。
Compose V2 = General(一般)において Docker Compose V2 を利用するかどうかが設定できるようになりました。
ボリューム管理 = Docker Desktop 4.1.0 リリースから、Docker Personal も含め、どのサブスクリプションユーザーであっても、ボリューム管理機能が利用できるようになりました。 詳しくは ボリュームの確認 を参照してください。
アップグレード
- Compose V2
- Buildx 0.6.3
- Kubernetes 1.21.5
- Go 1.17.1
- Alpine 3.14
- Qemu 6.1.0
- debian:bullseye に対するベースディストロ
バグフィックスとマイナーチェンジ
- アンチマルウェアの起動、自己診断からの
net.exe
ユーティリティーの呼び出し不備に関するバグを修正しました。 - WSL 2 Linux VM の自己診断において、ファイルシステムが破損する不備を修正しました。 これは、以下の microsoft/WSL#5895 により発生します。
SeSecurityPrivilege
の要件に関する問題を修正しました。 docker/for-win#12037 を参照のこと。- UI と連動した CLI のコンテキスト切り替えを修正しました。 docker/for-win#11721 を参照のこと。
settings.json
に対してvpnKitMaxPortIdleTime
キーを追加し、ネットワーク接続のアイドルタイムアウトを無効化、あるいは拡張可能にしました。- 終了時のクラッシュを修正しました。 docker/for-win#12128 参照。
- WSL 2 ディストロにおいて、CLI ツールが利用できないバグを修正しました。
- panic.log へのアクセス権限の不備により、Linux コンテナーから Windows コンテナーへの切り替えができなくなっていた点を修正しました。 for-win#11899 を参照のこと。
既知の問題
ArchWSL のような WSL ベースのディストリビューション上で Docker Desktop を 4.1.0 にアップグレードした場合に、起動に失敗する場合があります。 docker/for-win#12229 参照。
Docker Desktop 4.0.1
2021-09-13
Docker Desktop のダウンロード
アップグレード
- Compose V2 RC3
- Compose v2 は現在、github.com/docker/compose において提供されています。
compose up --scale
を使ってダウングレードする際のパニックを修正しました。compose run --rm
の利用にあたって、終了コードが競合する問題を修正しました。
バグフィックスとマイナーチェンジ
- Hyper-V エンジンを使った場合に、Docker Desktop が起動しないバグを修正しました。 docker/for-win#11963 を参照のこと。
- Docker ダッシュボードにおいて、コピーペーストができなかった箇所を修正しました。
Docker Desktop 4.0.0
2021-08-31
Docker Desktop のダウンロード
新機能
開発者やビジネス利用に向けた生産性、共同作業、セキュリティ向上のために、製品サブスクリプションの更新と拡張を 発表 しました。
更新された Docker サブスクリプションサービス契約 には、Docker Desktop での契約変更内容が記載されています。
- Docker Desktop は、小規模ビジネス向け(従業員 250 未満、かつ年間収益 1,000 万ドル未満)、個人利用、教育目的、非商用のオープンソースプロジェクトに対しては、 無償提供が継続 されます。
- 大規模なエンタープライズ向けのプロフェッショナル利用に対しては、最低でも月額 5 ドルの有償サブスクリプション(Pro, Team, Business)が必要です。
- この条件の適用開始日は 2021 年 8 月31 日です。 Docker Deskop の利用に有償サブスクリプションが必要とされるものであっても、 2022 年 1 月 31 日までは猶予期間が設けられています。
- Docker Pro と Docker Team のサブスクリプションには、Docker Desktop の 商用利用 が含まれるようになりました。
- 既存の Docker 無償サブスクリプションは Docker Personal として名称変更されました。
-
Docker Engine、これに関するアップストリームの オープンソース、Moby プロジェクトには 一切変更がありません。
この変更内容がユーザーにとってどのように影響するかについては、FAQ を参照してください。 より詳しくは Docker サブスクリプション概要 を参照してください。
アップグレード
- Compose V2 RC2
compose down
において、プロジェクト名の大文字小文字を区別するように修正しました。 docker/compose-cli#2023 を参照のこと。- 標準的でないプロジェクト名に対して修正しました。
- 部分参照によるポートマージを修正しました。
- Kubernetes 1.21.4
バグフィックスとマイナーチェンジ
- WSL 2 ディストリビューションにおいて CLI ツールが利用できなかったバグを修正しました。
- Linux コンテナーから Windows コンテナーに切り替える際の、
panic.log
への不適切なアクセス権限を修正しました。 for-win#11899
Docker Desktop 3.6.0
2021-08-11
Docker Desktop のダウンロード
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
新機能
- Dev 環境: Dev 環境はローカル Git リポジトリから生成できるようになりました。 詳細は ローカルフォルダーからの Dev 環境の起動 を参照してください。
- ボリューム管理: ボリューム一覧では、名前、生成時刻、ボリュームサイズによってソートできるようになりました。 また Search (検索) 欄を使って、ボリューム検索もできるようになりました。 詳しくは リモートリポジトリとのやりとり を参照してください。
アップグレード
- Compose V2 RC1
- Docker compose コマンドライン補完。
- スケール/レプリカに対する 0 設定。
- logs コマンドの —follow における新規コンテナーの検出。
- Go 1.16.7
- Docker Engine 20.10.8
- containerd v1.4.9
- runc v1.0.1
- Kubernetes 1.21.3
- Linux kernel 5.10.47
バグフィックスとマイナーチェンジ
- Docker Desktop 3.0.0 における性能劣化を修正するため、カーネル設定を更新しました。 この問題は、それまでのバージョンに比べて、コンテナーのポート公開に 10 回以上も多くかけていました。 詳しくは linuxkit/linuxkit#3701 と docker/for-mac#5668 を参照のこと。
- 不意に大量のデータグラムを受信した際に、DNS サーバーが失敗するバグを修正しました。
- iptables アップデートにおける誤ったトレースを修正しました。
- 複数のポート転送オプションを追加した際の、速度低下を修正しました。
- WSL 2 のホームディレクトリが Windows のホームディレクトリと同じである場合に、WSL 2 の同期コードが、不明なシンボリックリンクを生成してしまうバグを修正しました。 docker/for-win#11668 を Fix に。
- Linux WSL 2 のホームディレクトリが Windows のホームディレクトリと同じである場合に、3.5.x からアップグレードした後の
docker context ls
を修正しました。 - Windows コンテナーが潜在的に侵害される可能性があっため、その回避のため
%PROGRAMDATA%\Docker
の権限を修正しました。 CVE-2021-37841 を参照のこと。 この問題を発見し @kevpar に有益な議論をあげてくれた Alessio Dalla Piazza に感謝。 - Linux の WSL 2 のホームディレクトリが Windows のホームディレクトリ、つまり
/mnt/c/Users/...
に設定されていたバグを修正しました。 - CLI コンテキストを解析できない場合に、デスクトップが起動に失敗するバグを修正しました。 docker/for-win#11601 を Fix に。
- コンテナー内のログ表示に関する問題を修正しました。 docker/for-win#11251
- Windows バックグラウンドインテリジェント転送サービスが、DockerDesktop の起動を妨げるという障害があったため、修正しました。 docker/for-win#11273
Docker Desktop 3.5.2
2021-07-08
Docker Desktop のダウンロード
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
新機能
Dev 環境プレビュー: Dev 環境はチームメンバーとの間で、シームレスに共同作業を実現できます。 その場合にチームメンバーは、自分のマシンに Git ブランチを取り込むことなく作業が進められます。 Dev 環境を使えば 1 クリックするだけで、作業中の環境をチームメンバーと共有できます。 そしてマージコンフリクトに対処する必要もありません。 Dev 環境に関する詳しい情報、あるいは利用手順については Dev 環境プレビュー を参照してください。
アップグレード
- Compose V2 ベータ 6
compose run
とcompose exec
のコマンドでは、stdout と stderr のストリームを分けるようにしました。 docker/compose-cli#1873 参照。compose run
とcompose exec
において、デタッチキー (detach key) をサポートしました。 docker/compose-cli#1709 を Fix に。compose rm
コマンドにおける--force
と--volumes
フラグを修正しました。 docker/compose-cli#1844 参照。- ネットワーク IPAM 設定を修正しました。 サービスでは固定 IP を定義できるようになりました。 docker/compose-cli#1678 と docker/compose-cli#1816 を Fix に。
- Dev 環境
- VS Code Insiders をサポートしました。 dev-environments#3 参照。
- プロジェクトのクローン時にブランチ指定を可能にしました。 dev-environments#11 参照。
バグフィックスとマイナーチェンジ
- Dev 環境: 特定のシナリオ生成、削除における空画面を修正しました。 dev-environments#4 を Fix に。
- Dev 環境: 環境削除時のエラーハンドリングを修正しました。 dev-environments#8 を Fix に。
- Dev 環境: 環境の生成中あるいは削除中には、Start, Stop, Share の各ボタンを無効にしました。
- アプリケーション起動時、あるいは Windows-Linux コンテナー間の切り替え時に、CLI コンテキストが自動変更されないようにしました。 docker/for-mac#5787 と docker/for-win#11530 を Fix に。
- iptables アップデート時のトレース誤動作を修正しました。
- 複数のポートフォワードオプション追加時の遅延を修正しました。
Docker Desktop 3.5.1
2021-06-25
Docker Desktop のダウンロード
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
新機能
Dev 環境プレビュー: Dev 環境はチームメンバーとの間で、シームレスに共同作業を実現できます。 その場合にチームメンバーは、自分のマシンに Git ブランチを取り込むことなく作業が進められます。 Dev 環境を使えば 1 クリックするだけで、作業中の環境をチームメンバーと共有できます。 そしてマージコンフリクトに対処する必要もありません。 Dev 環境に関する詳しい情報、あるいは利用手順については Dev 環境プレビュー を参照してください。
Compose V2 ベータ: Docker Desktop に Compose V2 ベータバージョンを含めました。
これは Docker CLI の一部としてdocker compose
コマンドをサポートするものです。
詳しくは Compose V2 ベータ を参照してください。
docker-compose
は、今もサポートされ保守も行われています。
しかし Compose V2 の実装は、仕様の一部としてメンテナンスされている compose-go バインディングに直接基づいています。
Docker CLI の compose コマンドは、docker-compose
コマンドとフラグをほぼサポートしています。
そこでこれらはdocker-compose
コマンドの代わりになるものとされます。
ただしまだ実装できていないフラグがいくつか残っています。
新たな compose コマンドにおいてサポートされているフラグの情報は docker-compose 互換性リスト を参照してください。
Compose V2 の利用にあたって何か問題が発生したら、簡単に Compose V1 に戻すことができます。
その方法は Docker Desktop の Experimental (試験的機能) の設定を変更するか、あるいはコマンドdocker-compose disable-v2
を実行します。
新しいcompose
コマンドへのフィードバックは、GitHub リポジトリ Compose-CLI に issue を新規生成してお知らせください。
バグフィックスとマイナーチェンジ
- 一時フォルダーへのパスにドットが含まれていると、Docker Desktop がインストールできない場合があるバグを修正しました。 docker/for-win#11514 を Fix に。
- アップロードされた診断データを Docker がどのように取り扱うかを詳細に示したポリシーへのリンクを修正しました。 docker/for-mac#5741 を Fix に。
Docker Desktop 3.5.0
2021-06-23
Docker Desktop のダウンロード
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
新機能
Dev 環境プレビュー: Dev 環境はチームメンバーとの間で、シームレスに共同作業を実現できます。 その場合にチームメンバーは、自分のマシンに Git ブランチを取り込むことなく作業が進められます。 Dev 環境を使えば 1 クリックするだけで、作業中の環境をチームメンバーと共有できます。 そしてマージコンフリクトに対処する必要もありません。 Dev 環境に関する詳しい情報、あるいは利用手順については Dev 環境プレビュー を参照してください。
Compose V2 ベータ: Docker Desktop に Compose V2 ベータバージョンを含めました。
これは Docker CLI の一部としてdocker compose
コマンドをサポートするものです。
詳しくは Compose V2 ベータ を参照してください。
docker-compose
は、今もサポートされ保守も行われています。
しかし Compose V2 の実装は、仕様の一部としてメンテナンスされている compose-go バインディングに直接基づいています。
Docker CLI の compose コマンドは、docker-compose
コマンドとフラグをほぼサポートしています。
そこでこれらはdocker-compose
コマンドの代わりになるものとされます。
ただしまだ実装できていないフラグがいくつか残っています。
新たな compose コマンドにおいてサポートされているフラグの情報は docker-compose 互換性リスト を参照してください。
Compose V2 の利用にあたって何か問題が発生したら、簡単に Compose V1 に戻すことができます。
その方法は Docker Desktop の Experimental (試験的機能) の設定を変更するか、あるいはコマンドdocker-compose disable-v2
を実行します。
新しいcompose
コマンドへのフィードバックは、GitHub リポジトリ Compose-CLI に issue を新規生成してお知らせください。
アップグレード
- Compose V2 ベータ
- バインドマウントされたファイルがネストマウントされている場合に、コンテナーが起動できなくなるバグを修正しました。 docker/compose-cli#1795 を Fix に。
- コンテナーリンクと外部リンクへのサポートを追加しました。
docker compose logs --since --until
オプションを追加しました。docker compose config --profiles
では、定義されたプロファイルすべてを表示するようにしました。
- Kubernetes 1.21.1 から Kubernetes 1.21.2 へアップデートしました。
バグフィックスとマイナーチェンジ
- ボリューム管理
- Docker Dashboard を利用して、ボリューム内のファイルやディレクトリを削除できるようになりました。
- Docker Dashboard の Volumes 画面に、ボリュームの最終更新時刻と、ボリューム内容のサイズを表示します。
- Docker Dashboard を利用して、ボリューム内のファイルやディレクトリを保存できるようになりました。
docker login
コマンド実行中に credStore がタイムアウトエラーとなる問題を修正しました。 docker/for-win#11472 を Fix に。/etc/wsl.conf
の記述が正しくない場合であっても、Docker Desktop による WSL 2 統合エージェントの起動が行われるようにしました。- 複数の設定ファイルによって Docker Compose アプリを起動した場合に、アプリの停止や削除ができない問題を修正しました。 docker/for-win#11445 を Fix に。
- Hyper-V VM が途中で再起動したことが原因となって、電源障害発生時に Docker Desktop が再起動に失敗するバグを修正しました。
- デフォルトの
docker
CLIcontext
は、Linux コンテナーモードではdesktop-linux
、Windows コンテナーモードではdesktop-windows
としました。 - Docker メニューのクリック時にのみ Docker Desktop フィードバックのポップアップを表示するようにしました。
Docker Desktop 3.4.0
2021-06-09
Docker Desktop のダウンロード
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
新機能
ボリューム管理: Docker Desktop ユーザーは、Docker Dashboard を利用してボリュームの生成削除ができるようになりました。 また利用されているボリュームを参照することもできます。 詳しくは ボリュームの確認 を参照してください。
Compose V2 ベータ: Docker Desktop に Compose V2 ベータバージョンを含めました。
これは Docker CLI の一部としてdocker compose
コマンドをサポートするものです。
詳しくは Compose V2 ベータ を参照してください。
docker-compose
は、今もサポートされ保守も行われています。
しかし Compose V2 の実装は、仕様の一部としてメンテナンスされている compose-go バインディングに直接基づいています。
Docker CLI の compose コマンドは、docker-compose
コマンドとフラグをほぼサポートしています。
そこでこれらはdocker-compose
コマンドの代わりになるものとされます。
ただしまだ実装できていないフラグがいくつか残っています。
新たな compose コマンドにおいてサポートされているフラグの情報は docker-compose 互換性リスト を参照してください。
Compose V2 の利用にあたって何か問題が発生したら、簡単に Compose V1 に戻すことができます。
その方法は Docker Desktop の Experimental (試験的機能) の設定を変更するか、あるいはコマンドdocker-compose disable-v2
を実行します。
新しいcompose
コマンドへのフィードバックは、GitHub リポジトリ Compose-CLI に issue を新規生成してお知らせください。
Docker Desktop 更新のスキップ: Docker Desktop の新規リリースがプロンプト表示される際に、アップデートをスキップできるようにしました。 詳しくは Docker Desktop のアップデート を参照してください。
非推奨
- Docker Desktop では Notary をインストールしないようになりました。
イメージ署名には
docker trust
を利用してください。
アップグレード
- Docker Engine 20.10.7
- Docker Compose 1.29.2
- Docker Hub Tool v0.4.1
- Compose CLI v1.0.16
- Kubernetes 1.21.1
- containerd v1.4.6
- runc v1.0.0-rc95
- Go 1.16.5
バグフィックスとマイナーチェンジ
- UI 上に標準エラー出力ログが表示されるのを修正しました。 docker/for-win#11251 を Fix に。
- ボリューム削除とビルドキャッシュ削除を行うことにより、コンテナー削除後の容量再利用を自動的に行うようにしました。
- Docker Compose アプリケーションが
docker-compose.yml
以外の名前で定義されているものは、Docker Desktop から削除されるようになりました。 docker/for-win#11046 を Fix に。 - アップデートのダイアログ画面に、バージョン番号が含まれていなかったため修正しました。
- Support ダイアログからの診断情報のアップロードが、正しくアップロードされないことがあるため、この問題を修正しました。
- VM の IP が変更された後に、
*.docker.internal
と Kubernetes クラスターの DNS エントリのリセットを修正しました。 - 内部キャッシュが破損していると、Docker Desktop が起動できなくなる問題を修正しました。 docker/for-win#8748 を Fix に。
docker info
の応答に長い時間を要する問題があったため修正しました。 docker/for-win#10675 を Fix に。
Docker Desktop 3.3.3
2021-05-06
Docker Desktop のダウンロード
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
アップグレード
バグフィックスとマイナーチェンジ
- Troubleshoot 画面にて診断情報のアップロードに失敗するのを修正しました。
Docker Desktop 3.3.2
2021-05-03
Docker Desktop のダウンロード
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
アップグレード
バグフィックスとマイナーチェンジ
- Engine の
daemon.json
において定義されたmetrics-port
が、アプリケーションの再起動をブロックしてしまうバグを修正しました。 - エフェメラルポートの漏れを修正しました。 docker/for-mac#5611 を Fix に。
- デフォルトで buildkit のガーベージコレクションを有効にしました。
- ポート 123 へのバインディングを阻止するバグを修正しました。 docker/for-mac#5589 を Fixに。
- Kubernetes の設定「Deploy Docker Stacks to Kubernetes by default」を削除しました。 コンポーネントはすでに 2.4.0.0 において削除していましたが、設定の削除を忘れていたものです。 docker/for-mac#4966 を Fix に。
Docker Desktop 3.3.1
2021-04-15
Docker Desktop のダウンロード
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
バグフィックスとマイナーチェンジ
--privileged
が指定されたコンテナー内において、/dev/null
などのデバイスが、適切に0666
(rw-rw-rw-
)となりようにしました。 docker/for-mac#5527 を Fix に。\\wsl.localhost
のパスをディレクトリに指定している場合にdocker run
が失敗する問題を修正しました。 docker/for-win#10786 を Fix に。- Docker Hub に対するバックエンドによる接続ができなかった場合、Docker Desktop が起動に失敗する問題を修正しました。 docker/for-win#10896 を Fix に。
- デルタアップデートによりファイル生成される際のファイルパーミッションを修正しました。 docker/for-win#10881 を Fix に。
Docker Desktop 3.3.0
2021-04-08
Docker Desktop のダウンロード
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
新機能
Docker Desktop のアップデートに対して、ダウンロードとインストールをいつ行うかを指定できるようになりました。 アップデートが利用可能になると Docker Desktop は、最新バージョンの入手が可能であることを示すアイコンを表示します。 アップデートはお好きなときに開始すれば、バックグラウンドでダウンロードが始まります。 アップデートのダウンロードを終えたら Update and restart(アップデートと再起動)をクリックするだけで、最新アップデートをインストールできます。
本格的な開発目的で Docker Desktop を利用する開発者は、特定のアップデートをスキップしなければならない場合もあります。 こういった状況があるため、有償の Docker サブスクリプションの購入ユーザーは、アップデートのリマインダーが表示された際に特定アップデートの通知をスキップすることができます。
IT 管理環境下での開発者の Docker ID がチームプランに属していれば、Docker Desktop アップデートのインストール権限がない場合に、Docker Desktop アップデートの通知を完全に行わないように Settings メニューから指定できるようになりました。
アップグレード
- Docker Compose 1.29.0
- Compose CLI v1.0.12
- Linux kernel 5.10.25
- Snyk v1.461.0
- Docker Hub Tool v0.3.1
- containerd v1.4.4
- runc v1.0.0-rc93
バグフィックスとマイナーチェンジ
- 明示的にプロジェクト名を指定して起動された Compose アプリケーションに対して、これを参照する際の問題を修正しました。 docker/for-win#10564 を Fix に。
--add-host host.docker.internal:host-gateway
の指定によって、IP ルーターの IP ではなく、ホスト IP に対して割り当てられるようにしました。 docker/for-linux#264 参照のこと。- Windows コンテナーへのポート割り当てを修正しました。 docker/for-win#10552 を Fix に。
- ホスト上のランダムポートを使ってコンテナーを実行すると、Docker Desktop ダッシュボードが、その割り当てられたポートでなく間違ってポート 0 としてブラウザー表示してしまう問題を修正しました。
- Docker Desktop ダッシュボードを使って Docker Hub からイメージをプルすると、何も表示されずに処理失敗する問題を修正しました。
- Linux VM 起動時にファイルシステムのチェックを実行するようにしました。
Docker Desktop 3.2.2
2021-03-15
Docker Desktop のダウンロード
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
バグフィックスとマイナーチェンジ
- ポート 53 にバインドされている停止コンテナーに関しての問題を修正しました。 docker/for-win#10601 を Fix に。
- 32 ビット Intel バイナリが Intel CPU にエミュレートされていた問題を修正しました。 docker/for-win#10594 を Fix に。
- ネットワーク接続が切断された際に、CPU の異常消費および UI フリーズを引き起こす問題を修正しました。 for-win/#10563 を Fix に。
Docker Desktop 3.2.1
2021-03-05
Docker Desktop のダウンロード
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
アップグレード
Docker Desktop 3.2.0
2021-03-01
Docker Desktop のダウンロード
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
新機能
- Docker Desktop 起動時に、自動的に Docker Dashboard を開くようにしました。
- Docker Dashboard では 1 週間に 1 回、ヒント(tip)を表示するようにしました。
- BuildKit は新規インストール時だけでなく、すべてのユーザーにおいてデフォルトのビルダーとなりました。
この設定をオフにするには Settings > Docker Engine を実行して、Docker デーモン設定ファイルに以下の記述を追加してください。
"features": { "buildkit": false }
アップグレード
- Docker Engine 20.10.3
- Docker Compose 1.28.5
- Compose CLI v1.0.9
- Docker Hub Tool v0.3.0
- QEMU 5.0.1
- Amazon ECR Credential Helper v0.5.0
- Alpine 3.13
- Kubernetes 1.19.7
- Go 1.16
非推奨
- Docker Desktop は Windows 1709 (build 16299) へはインストールできなくなりました。
- 非推奨の DNS 名
docker.for.win.localhost
を削除しました。 ホスト上に稼働するサービスにアクセスするには、コンテナー内から DNS 名host.docker.internal
を使ってください。 docker/for-win#10619
バグフィックスとマイナーチェンジ
- コンテナーの詳細表示画面において、ログをスクロールするとボタンが消失してしまう問題を修正しました。 docker/for-win#10160 を Fix に。
- IPv6 によるコンテナーネットワークにおいて、複数ポートに向けてのポートフォワーディングが行われる際の問題を修正しました。 docker/for-mac#5247 を Fix に。
docker load
において xz アーカイブが利用できなくなってしまった機能低下を修正しました。 docker/for-win#10364 を Fix に。- WSL 2 バックエンドのシャットダウン処理が、Windows のシャットダウン処理に影響してしまう問題を修正しました。 docker/for-win#5825、docker/for-win#6933、docker/for-win#6446 を Fix に。
- WSL 2 から
desktop.exe
を実行する際の資格情報ストアを修正しました。 docker/compose-cli#1181 を Fix に。 - Containers / Apps 画面におけるナビゲーション処理を修正しました。 docker/for-win#10160 を Fix に。
- コンテナー名やイメージ名が長い場合のコンテナーインスタンス画面を修正しました。 docker/for-win#10160 を Fix に。
- 特定の IP アドレスにポートバインディングする際の問題を修正しました。
メモ: これにより
docker inspect
コマンドが公開ポートを表示するのに時間を要するかもしれません。 docker/for-win#10008 を Fix に。 - Docker Dashboard からイメージを削除しても Images 画面に表示されたままとなる問題を修正しました。
Docker Desktop 3.1.0
2021-01-14
Docker Desktop のダウンロード
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
新機能
- WSL 2 をバックエンドとする GPU システムに対して試験的サポートを追加しました(Windows Insider 開発チャネルが必要)。
- Docker デーモンは(Alpine に代わって)Debian Buster ベースのコンテナー内で動作します。
アップグレード
バグフィックスとマイナーチェンジ
- プロキシー設定の無効化ができない問題を修正しました。 docker/for-win#9357 を Fix に。
- ユーザーがバッチ処理によって数多くのオブジェクトを生成したり削除したりしても、UI の信頼性に問題がないように修正しました。
- Support 画面を再設計して操作性を向上しました。
Docker Desktop 3.0.4
2021-01-06
Docker Desktop のダウンロード
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
アップグレード
バグフィックスとマイナーチェンジ
- Docker Desktop を 3.0.0 にアップグレードした後に、起動に失敗する場合がある点を修正しました。 docker/for-win#9755 を Fix に。
Docker Desktop 3.0.0
2020-12-10
Docker Desktop のダウンロード
Docker サブスクリプションサービス契約 が更新されました。 発表内容 や FAQ を読んで、Docker Desktop を利用する企業が、どのように影響を受けるのかについて確認してください。 Docker Desktop をダウンロードすると、利用者は以下、最新版の 契約、 Docker Data Processing Agreement、 Data Privacy Policy に合意したものとなります。
新機能
- Docker Desktop リリースに対して 3 桁のバージョン番号を用いるようにしました。
- Docker Desktop のアップデートでは、デルタパッチを用いることにより、アップデートをより小さなものにしました。 詳しくは 自動アップデート を参照してください。
-
docker compose
の初めてのバージョン(これまでのdocker-compose
に対応づくもの)。 基本的なコマンドはサポートしていますが、docker-compose
の全機能をまだ実現していません。- 以下のサブコマンドをサポートします。
up
、down
、logs
、build
、pull
、push
、ls
、ps
-
基本的なボリューム、バインドマウント、ネットワーク、環境変数をそれぞれサポートします。
フィードバックは compose-cli GitHub リポジトリに issue を生成してください。
- 以下のサブコマンドをサポートします。
- Docker Hub ツール v0.2.0
アップグレード
バグフィックスとマイナーチェンジ
- Hyperkit の CPU 使用量を軽減するため、カーネル 4.19.121 にダウングレードしました。
-v /var/run/docker.sock:
を指定により、存在しないコンテナーを起動しようとして、予期しない EOF エラーとなる点を修正しました。 docker/for-mac#5025 を参照のこと。
既知の問題
- git URL から BuildKit を使ってイメージをビルドする際に、
github.com/org/repo
の形を用いているとビルドに失敗します。 この問題を回避するにはgit://github.com/org/repo
の形を用いるようにします。 - Alpine Linux 3.13 に基づくコンテナー内において DNS アドレス解決に失敗することがあります。