docker volume prune

説明

未使用のローカルボリュームを削除します。

API 1.25 以上  このコマンドを利用するには、クライアントとデーモンの API はともに、最低でも 1.25 である必要があります。 クライアント上においてdocker versionコマンドを実行して、クライアントとデーモンの API バージョンを確認してください。

利用方法

$ docker volume prune [オプション]

追加説明

未使用のローカルボリュームを削除します。 未使用のローカルボリュームとは、どのコンテナーからも参照されていないボリュームのことです。

本コマンドの利用例については、以下に示す 利用例の節 を参照してください。

オプション

名前/省略形 デフォルト 説明
--filter フィルター値を定めます。(たとえば 'label=<label>')
--force , -f 確認のためのプロンプトを表示しません。

利用例

$ docker volume prune

WARNING! This will remove all local volumes not used by at least one container.
Are you sure you want to continue? [y/N] y
Deleted Volumes:
07c7bdf3e34ab76d921894c2b834f073721fccfbbcba792aa7648e3a7a664c2e
my-named-vol

Total reclaimed space: 36 B

上位コマンド

コマンド 説明
docker volume ボリュームを管理します。
コマンド 説明
docker volume create ボリュームを生成します。
docker volume inspect 1 つのボリュームまたは複数のボリュームについての詳細情報を表示します。
docker volume ls ボリュームを一覧表示します。
docker volume prune 未使用のローカルボリュームを削除します。
docker volume rm ボリュームを削除します。